オンプレミスからクラウドへ: Iress 社、Zoom Phone で国際通話を簡素化

オーストラリアに本社を置くハイテク企業の Iress 社は、スタックを簡素化し、より広範な技術戦略に合わせて電話システムをクラウドに移行しました。

電話中、簡単に確認してもらいたいものがある場合は、ボタンをクリックするだけで、他のユーザーと画面共有を行うことができるミーティングにすばやく切り替えることができます。 ミーティングの招待を送信する必要がないため、多くの時間を節約できます。

Anthony Feher 氏

システム エンジニア、Iress 社

電話中、簡単に確認してもらいたいものがある場合は、ボタンをクリックするだけで、他のユーザーと画面共有を行うことができるミーティングにすばやく切り替えることができます。 ミーティングの招待を送信する必要がないため、多くの時間を節約できます。

Anthony Feher 氏

システム エンジニア、Iress 社

Iress 社は、アジア太平洋地域、北米、アフリカ、ヨーロッパにおいて、金融サービス向けのテクノロジーを提供する大手企業です。

1993 年にメルボルンで設立されて以来、Iress 社は国際的な複数のクライアント セグメントにサービスを成長するよう進化し、拡大し続けています。 現在、Iress 社は 2,250 人以上からなるグローバル チームを擁し、そのソフトウェアは世界中の 10,000 以上の企業と 50 万人のユーザーが使用しています。 職場の技術に対するビジョンは、「期待どおり機能する」モビリティと柔軟性を実現することです。

2019 年初頭、Iress 社は Zoom Webinars を使ってビデオ コミュニケーションに変革をもたらし、グローバルなタウンホール ミーティングを実施しながら、Zoom Meetings や Zoom Rooms を日常的なコミュニケーションに取り入れました。 同社で Zoom のビデオとオーディオの品質は好印象でした。 Iress 社のシステム エンジニアである Anthony Feher 氏が、同社の従来のオンプレミス電話システムの取り付けの問題や品質上の課題に対処する必要性に直面した際に、Zoom が頭に浮かびました。 「弊社では、固定電話離れが進んでいましたが、当時使用していたソフトフォン システムでは、弊社が求めるレベルの安定性と使いやすさが、欠けていました。 そのため、他の選択肢について調査する必要があったのです」

クラウドへの移行

Feher 氏が下した電話システムをクラウドに移行するという決定は、Iress 社内の簡素化やより広範な技術戦略への調整を求める声から生まれました。 「オンプレミスの電話システムは、生産性とコストの面で障壁となりました」と Feher 氏は述べました。 「約 45 台のバーチャル マシンと、常に管理・維持しなければならない物理ホストが約 12 台ありました」

また、Feher 氏は、オンプレミスのハードウェアとインフラストラクチャの管理は、Iress 社にとって価値のあることではないと承知していました。実際、Iress 社の職場技術戦略チームに時間を浪費させていました。 「モニタリングや更新などを心配する必要がないシンプルなものを求めていました」と同氏は言います。

長い間オンプレミスの電話システムを使用していた Feher 氏の我慢は限界に達していました。 「本当の意味でのユニファイド コミュニケーション システムを見て、クラウドに移行することに決めました」オーストラリアの POC で Zoom Phone の試験運用を行なった後、Feher 氏は早急に同社で Zoom への移行を開始しました。 

Zoom Phone: Iress 社のシンプルなソリューション

Iress 社の従業員の多くはすでにミーティングやウェビナーのために Zoom を使用していたため、Zoom Phone への移行は慣れたもので、簡単でした。 Iress 社ではまずオーストラリアを皮切りに、APAC の施設に Zoom Phone を導入しました。 「シドニーでの運用開始には、1 日もかかりませんでした」と Feher 氏は述べます。 「私たちの従来のシステムでは、アカウントのセットアップを行い、電話番号などを整理することができるまでには、少なくとも数日かかりました。 文字通り半日でこれを実現できることは、素晴らしい体験というだけではなく、パンデミックの発生時に直面していた課題を考えると重要なものでした」

Feher 氏には、導入の大部分を担った Zoom にご満足いただけました。 「Zoom は作業の大部分を担い、素晴らしい仕事を成し遂げてくれました。 私たちは Zoom の担当者にすべての情報を提示し、担当者の方がすべて済ませてくれました」

Feher 氏によると、「Iress 社ではシンプルさが好まれるんです。 従来の電話システムでは、ユーザー 1 人のセットアップに 20 分以上を要しており、 学位が必要なレベルでした。 しかし、Zoom Phone は違います。 2 分以内でユーザーの設定が完了します。 また、インターネット上で非常に多くの資料が利用できるので、自分で解決方法を見出すことができます。 それほどまでにシンプルなのです」

Zoom Phone は、Iress 社の電話通信を簡素化しただけでなく、ビジネスに必要な機能をすべて提供しました。 Feher 氏は、Zoom Phone システムを使用すると、チームはコールキューを 5 分以内に作成できるという事実に驚いたと言います。 「Zoom では 5 分で実現できることですが、従来のオンプレミス システムでは 5 日かかったことでしょう」

Feher 氏によると、オンプレミス システムからクラウドベースの Zoom Phone に移行するもう 1 つの大きな利点は、コスト削減だったそうです。 「オンプレミス システムの維持によるコストを考えると、Zoom Phone への移行の方が間違いなくコスト面でメリットがあります」

電話の採用増加

Iress 社でもっとも使用されている Zoom Phone の機能の 1 つは、Zoom の通話を Zoom のビデオ ミーティングに昇格させる機能です。 「社内で通話をする機会が多く、これは私たち全員がよく使用する機能です」と Feher 氏は述べました。 「電話中、簡単に確認してもらいたいものがある場合は、ボタンをクリックするだけで、他のユーザーと画面共有を行うことができるミーティングにすばやく切り替えることができます。 ミーティングの招待を送信する必要がないため、多くの時間を節約できます」

Zoom Phone を使う利点は、その採用率から明らかです。 クラウドベースのシステムに移行する前に、Feher 氏が Iress 社の APAC の従業員による従来の電話システムの使用率を算出したところ、実際に使用しているのは約 20% だとわかりました。 APAC グループに Zoom Phone が導入されると、電話の使用量が増加しました。 「従業員の電話の使用量が増えたということが、Zoom Phone の力を証明してくれています」

最終的に Iress 社では、単一の統合コミュニケーション プラットフォームによって、従業員のつながりと顧客へのサポートの強化を実現しました。

Iress 社のチームが Zoom Meetings や Zoom Webinars を使って、どのようにつながりを強化しているかについては、以下のビデオをご確認ください。

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