テキサス A&M 大学が現代的な遠隔学習とオンライン教育を提供するまでの道のりを「舗装した」Zoom

1876 年にテキサス州カレッジ ステーションで創立されたテキサス A&M 大学は、何代にもわたって卓越した学問の重要拠点であり続けています。 テキサスの各地、そしてカタールのドーハにも拠点を持つ A&M では、6 万人を超える学生がそれぞれの学業を追求しており、米国最大の学生集団としてその名が知られています。 

土地研究助成、海洋研究助成、宇宙研究助成の指定機関である同大学は、NASA、アメリカ国立衛生研究所、海軍研究局といった権威ある組織から資金提供を受けています。 このような、変容教育や変容学習の伝統に根差した唯一無二の教育機会を提供していることから、在籍者数は急激に増加しており、質の高い教育を最も効果的に行う方法に関する独自の課題もいくつか生まれています。 

テキサス A&M では 10 年以上にわたり、ビデオを使用したハイブリッドおよび遠隔での教育を行っています。 その間に、同大学の合計在籍者数は 2 万人以上増加したことから、教育を効率化しつつ、目指す品質を一貫して達成するためのソリューションを見つけることがますます重要な課題となりました。 

イノベーションにはアイデア、推進者、プラットフォームが必要

テキサス A&M 大学のアカデミック イノベーション担当副学長である Jocelyn Widmer 博士には、同大学のチームに所属する前に Zoom を使用した経験がありました。博士は Zoom のソリューションが教職員にとってどれほど使いやすく、学生の教育体験をどのように向上させるのかについて感銘を受けました。 そこで Widmer 博士は、アカデミック イノベーション オフィスを通じて、A&M 全体への Zoom の導入を推進しました。

Widmer 博士の役割は、同大学での遠隔およびハイブリッドでの教育に重点が置かれていましたが、こうした機能の強化がどのようにアクティブ ラーニング戦略と整合するのかを考えれば、Zoom は対面での教育にも影響と革新をもたらす可能性を秘めていました。 

Widmer 博士は次のように言います。「テキサス A&M 大学に現在在籍している学生の多くは、2000 年前後生まれです。 デジタル ネイティブ世代である彼らが慣れ親しんだ方法で情報を提示することにより、学生のクラスルームへの参加が促進されます。」

これこそが、同大学の教職員と学生のために十分な数である合計 7 万 9,000 個のライセンスを用意すべきだと Widmer 博士が提唱した理由でした。 一般的な論理として、Zoom をすべての人に用意することにより、普及が促進されると考えられていました。 Widmer 博士によると、学生が教授に（逆ではありません）接続用の Zoom リンクを送信したときに、それが証明されます。

「学習チャンネルの民主化こそが、受け入れられた証拠となります。そこから、変容教育や変容学習の革新へとつながるのです」と Widmer 博士は言います。

効率: Zoom がもたらした素晴らしい利点の 1 つ 

Zoom は、テキサス A&M 大学がより現代的なデジタル学習環境へと移行するための触媒となりました。 効率は、テキサス A&M 大学が作ろうとしているデジタル学習環境の大きな特徴であり、効率化することによって最も重要な点である学生の学習の時間を増やすことができます。

テキサス A&M 大学の学生は、タイムスタンプ付きのオーディオ文字起こしや、オーディオとビデオのレコーディングなどの Zoom の機能を活用して、クラス中にリアルタイムで提示されたコンテンツや、クラスの後に非同期的に提示されたコンテンツにアクセスできます。 Widmer 博士は、学生が想像もつかないような方法でアーカイブされた資料を活用しているのを見た経験があることから、教員に対してすべての資料をアクセス可能にしておき、学生が好きな方法でコンテンツを消化できるようにするよう奨励しています。 

デジタル学習環境の鍵を握る Zoom Rooms

同大学では、キャンパス全体への Zoom Rooms の導入も始まっています。これにより、対話型のホワイトボードやライブ注釈といったアクティブ ラーニング機能を使用して、より深い学びを得る機会が増えます。 Widmer 博士によると、現在建設中のテキサス A&M 大学の 21 世紀型講義室棟は最先端の教育施設であり、10 室のクラスルームに 2,200 席の汎用シートが備わっていて、そのすべてが Zoom Rooms に対応しています。

Widmer 博士は、Zoom が同大学の新しい学習管理システム（LMS）と連携する日を心待ちにしています。 現在、大学側で Canvas by Instructure の導入作業が進行中です。

「教員はいずれ、新しい LMS にサインインしたときに Zoom がツールとして左側に表示され、Zoom と Zoom Rooms のセッションが整理された状態でコースシェル内にダイレクトに保存されているのを目にするでしょう。そのとき、Zoom はテキサス A&M 大学で真の力を発揮するのです」と博士は言います。 

テキサス A&M 大学全体での Zoom の利用 

上記はそれほど遠くない未来に実現しますが、Zoom は現時点でも、いくつかのクリエイティブな方法で活用されています。

• 学生成功支援オフィス: Zoom が提供する機能や製品は、学生成功支援オフィスがテキサス A&M 大学の学生とつながるためのアプローチと連携しています。
• 学生自主管理制度オフィス: Zoom によって学生自主管理制度オフィスにアクセスする際の障壁はなくなり、教職員は必要に応じて、学内の不正行為に効率よく対処できます。
• 大学ライティング センター: Zoom を使用することにより、大学ライティング センターは、図書館にいることも多い学生とのバーチャル セッションを柔軟に開催できます。 
• ヘルプデスク本部: テキサス A&M 大学のヘルプデスク本部で働く学生は、Zoom を使用して学生や教職員への IT サポートをより効率化できます。 
• キャリア センター:  Zoom によってキャリア センターは、学生と教職員、採用担当者間の革新的かつ有意義なつながりを構築できます。
  
• 人事および組織効率化部門: 人事および組織効率化部門では、人々を効果的に結び付ける Zoom のダイナミックな機能を活用して、革新的な学習とリーダーシップの発展、コーチング、パートナーシップの機会を探求しています。

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