フォーチュンは、従来の電話システムのアップグレードや、バーチャル会議、ビジネス イベントの拡大に Zoom を選択

多国籍企業であるフォーチュン メディア（USA）コーポレーションは、ほぼ 1 世紀にわたり世界で最も歴史のある、最大の出版物の 1 つであるフォーチュン誌の代名詞となっています。 今日、フォーチュン ブランドはフォーチュン誌だけでなく、Fortune.com やその他のビジネス メディア（グローバル フォーラム、最もパワフルな女性、ブレインストーム カンファレンスなど）を展開しています。

新しいクラウド電話ソリューションの探索

フォーチュンは、前オーナーのタイム社が 2018 年初めにメレディス コーポレーションに買収された後、同年後半に設立されました。 かつてはエンタープライズ クラスのテレフォニー サービスを享受していましたが、新会社になってからは、同じテクノロジ リソースにアクセスできなくなり、新しいクラウド電話ソリューションの探索を開始しました。

この移行を支援するために、ジェフ ビラーク氏が IT インフラストラクチャの責任者として加わり、新しい IT カーブアウト計画を実行しました。 それまで使用していたポイント ソリューション クラウド プロバイダーが同社の増大するニーズに合わなくなると、同氏はガートナー社の UCaaS マジック クアドラントに目を向け、いくつかのコラボレーションおよびコミュニケーション ツールを評価しました。 

「UCaaS ソリューションに過剰に支出していて、使用されていない機能やサービスがたくさんあることがわかりました」とビラーク氏は述べています。 

課題は別のプロバイダーを選択することだけではありません。 ヨーロッパ、アジア、米国にチームを置くフォーチュンでは、世界中のスタッフメンバーを考慮に入れる必要があるだけでなく、スタッフの多くは以前のソリューションで使用していた既存の電話番号を継続して利用することを望んでいました。 新しいミーティング ソリューションに移行しながら、さまざまな管轄区域（それぞれに固有の要件がある）のすべてのポート注文に対処することは、ビラーク氏の小さな IT チームには荷が重すぎます。 

カットオーバーのプロセスに加えて、カットオーバーの当日や、作業中のスタッフにどのように影響するか、懸念もありました。 

「グローバルの電話サービスがダウンしないか心配でした。 当社のフリーダイヤル電話網では、カンファレンス事業や、リスト事業、GDPRなどのコンプライアンスなど、多くの電話問い合わせに対応しています。 これはフォーチュンの事業運営の重要な部分であり、完璧にカットオーバーされる必要がありました」とビラーク氏は振り返ります。

容易なグローバル展開とサポート

ガートナー社の UCaaS マジック クアドラントに再度目を向け、推奨事項を確認したところ、ビラーク氏は Zoom が会議だけでなくユニファイド コミュニケーションでも支配的なリーダーであることに気付きました。 

「フォーチュンでは、現在カンファレンスやイベント事業をバーチャルで開催しており、その運営に Zoom Meetings と Zoom Video Webinar を使用してたため、Zoom Phone への切り替えは容易にできるのではないかと思いました」とビラーク氏は述べています。

同社は最終的に、展開の容易さとネイティブの Zoom プラットフォーム内の組み込みソリューションとして提供される親しみやすさから Zoom Phone を選択しました。 Zoom Phone の追加は、既存のクライアント内の新しいアイコンにアクセスするのと同じくらい簡単で、変更管理のための追加トレーニングを最小限に抑えることができました。 

「単一クライアント アプリの実装が気に入りました。展開が簡単で、単一のエントリ ポイントは、ユーザーにとっても使いやすいですから。 管理インターフェイスとコントロールにより、サポートが非常に簡単です。これは、小規模な IT チームにとって非常に重要なことです」とビラーク氏は言います。

Zoom Phone は 45 か国でローカル テレフォニー サービスを提供しているため、フォーチュンは個別の地理的な通信コストを削減し、電話システムを単一の統一されたプラットフォームに統合することができました。  

全体としては、ニューヨークと香港で約 100 台のデスクセットを再設定しつつ、転向コストをできるだけ低く抑えるために既存のデバイスを再利用しました。 Zoom プロフェッショナル サービスの追加サポートを受けることで、ビラーク氏は、従来の電話システムから新しいクラウド電話ソリューションへの移行を正常に完了できる確信が持てました。 

準備のために、Zoom の PSO が当社のチームと協力してすべてを事前に計画し、テストしていたことで、カットオーバー当日はかなり冷静に進めることが出来ました。

フォーチュンは数万ドルの費用節約を実現

Zoom のプロフェッショナル サービスは、移行リクエストを予定どおりに、かつビジネスを中断することなく実行するための手厚いサポートが提供されることに加えて、10,000ドル以上の費用を節約するうえでも役立ちました。

「Zoom のプロフェッショナル サービスエンジニアリング チームは、Poly 電話のロック解除、ワイプ、および再設定手順を分かりやすく教えてくれるなど、求められている職務を超えたサポートをしてくれました。 まだ十分に使える状態の Poly IP 電話セットを捨てる必要がなくなっただけでも 10,000 ドル以上節約できました」と ビラーク氏は言います。 

このようなプロセスを経たことで、ビラーク氏は、小規模な IT チームでは予算に Zoom プロフェッショナル サービスを追加して、新しいクラウド電話プロバイダーへの移行を合理化することを推奨しています。

「Zoom への移行を考えているなら、ローカル、リージョナル、国内、またはグローバル規模での移行を行ったことのある専任の通信チームがない限り、プロフェッショナル サービスの予算を組み込むことを強くおすすめします」とビラーク氏は述べています。 「Zoom プロフェッショナル サービスチームにより、さまざまなキャリアや潜在的な問題に対処できるようになり、グローバルなテレフォニー移行をシームレスに実施することができました！ ヨーロッパ、米国全土、香港における当社の回線は、当初の予定通りすべて稼働し、ダウンタイムもありません。」とビラーク氏は付け加えます。

従来の電話を Zoom Phone に移行する方法についての詳細情報をご覧ください。