ブレイクアウト ルームを使用して集中的に議論
時には、誰かとミーティング外で軽く打ち合わせをしたり、特定の人々を集めてより踏み込んだ議論をしたりする必要があります。 特に今日の従業員は時には対面、時にはバーチャルのミーティングに参加しているため、これがその両方に当てはまります。 Zoom のブレイクアウト ルーム機能を利用すると、このような動的なミーティングの仕組みをデジタル スペースでも再現できます。
ブレイクアウト ルームとは
Zoom ミーティングのホストは、ブレイクアウト ルームを使用することで、ミーティングまたはトレーニング セッション内にそれより小規模の個別グループを複数つくり出すことができます。 この機能を活用すると、誰もが比較的少人数のチームで作業できるほか、ホストは必要に応じて個別グループを再び合同セッションに組み入れることもできます。 参加者はサポートが必要なときにホストの注意を喚起できます。ホストは任意のブレイクアウト グループに参加して、サポートしたり質問に答えたりすることができます。
Zoom でのブレイクアウト ルームのセットアップ方法
大規模トレーニング セッションの実施、バーチャル クラスルームの再編、チームのきずなを深めるより魅力的な体験づくりなど、何をする場合も、ブレイクアウト ルームは有意義なつながりを構築するための重要な要素となります。 ブレイクアウト ルームには以下のような複数のメリットがあります。
委任が簡単
セッション中にサポートが必要になったときは、共同ホストを設けておくと便利です。共同ホストはホストを補佐して、ミーティングとそのブレイクアウト ルームを取り仕切ってリードします。 共同ホストには、ブレイクアウト ルームの割り当て、開始、終了、またブレイクアウト ルーム間を行き来してブレイクアウト ルームのすべてのメンバーにメッセージを配信することも含め、ホストが持つブレイクアウト ルームの特権がすべて付与されます。
組織的かつ集中的な議論
参加者は複数の個別ルームに分かれますが、ホストは必要に応じて各ブレイクアウト ルームにメッセージを送ることができます。 この機能は、たとえば参加者に議論をまとめるべきタイミングや、割り当てた作業を終了するタイミングを知らせるときなどに役立ちます。
長く続くミーティングを分割
ブレイクアウト セッションの終了後も、ホストはいつでも参加者を再びブレイクアウト セッションに分割できます。 何度でも好きなだけ参加者を分割できるため、この仕組みは長時間にわたるクラスやイベントで特に重宝します。
参加者が必要なときに必要なサポートを提供
同じルームにいなくても、相手をサポートすることができます。 ブレイクアウト ルームに分かれた参加者は、[ヘルプを求める] アイコンをクリックしてホストを招待し、ブレイクアウト ルームに参加してサポートするよう依頼できます。 通知を受け取ったホストは、懸案のセッションに直接参加できます。
参加者のエンゲージメントを評価
ホストはホスト用の参加者タブで各ブレイクアウト ルームに誰が参加しているのか、話し合いの途中なのか、画面共有中なのか、ビデオは有効なのかなどを表示できます。 この権限により、ホストはブレイクアウト ルームの取り組みの様子を把握し、特に注意が必要な部分を特定できます。
一貫したセキュリティを構築
Zoom Meetings のエンドツーエンド暗号化（E2EE）が、ブレイクアウト ルームにも拡張されました。 各ブレイクアウト ルームに独自のミーティング暗号化キーを取得する以外は、スタンダード E2EE ミーティングと同じ体験をすることになります。 この機能は、重要なプライベートな会話に一層のセキュリティを追加する必要がある場合、または E2EE ミーティング中に特定の人を集める必要がある場合に使用できます。
ブレイクアウト ルームの仕組み
- ブレイクアウト ルームを作成する
- ブレイクアウト ルームを終了する
- ブレイクアウト ルームを削除する
- ブレイクアウト ルームと Zoom Rooms を併用する
ブレイクアウト ルームを作成する
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ブレイクアウト ルームを利用すると、ミーティングを最大 50 セッションに分割できます。
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ミーティング ホストは、参加者を個別のセッションに自動または手動で分割し、いつでもセッションを切り替えることができます。ホストは任意の個別のルームにいつでも参加できます。
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参加者の移動が必要になった場合は、参加者の名前を選択して、別のルームに割り当てるだけで移動できます。
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最初から参加者が自由にルームを選べるように設定し、自ら体験をコントロールできるようにすることもできます。
ブレイクアウト ルームを終了する
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ブレイクアウト セッションを終える準備が整ったら、[ルームを閉じる] をクリックして構いません。クリックすると、元どおりメイン セッションに参加するよう促す通知が参加者に送付されます。
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ホストは、所定の時間が経過すると自動的にブレイクアウト ルームが終了するよう設定できるほか、所定の時間が満了すると参加者を自動的にメイン セッションへ戻す設定も可能です。
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参加者はいつでもメイン セッションに戻ることを選択できます。
ブレイクアウト ルームを削除する
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選択したブレイクアウト ルームを削除するオプションもあります。 ただしこのオプションを使用しても、削除したルーム内にいた参加者がミーティングから削除されることはありません。
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ルームが削除されると、参加者はほかのブレイクアウト ルームに配置できるように、再びキューに入れられます。
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手違いで削除されたブレイクアウト ルームを元に戻したい場合は、最初からやり直す必要があります。参加者をルームに自動配置するか、新しいブレイクアウト ルームに同じ参加者グループを手動で配置して、ブレイクアウト ルームを再度設定してください。
ブレイクアウト ルームと Zoom Rooms を併用する
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ハイブリッド ワーク環境でこうした比較的少人数の会話を有効にする場合、Zoom Rooms 専用ハードウェアからブレイクアウト ルームに参加する方法があります。
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Zoom Rooms からブレイクアウト ルーム セッションを開始することはできませんが、ホストがブレイクアウト セッションを開始するときにブレイクアウト ルームの参加者として追加できます。
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Zoom Rooms の参加者は、セッションの入退出が可能になるほか、ブレイクアウトの参加者を確認することもできます。
Zoom ブレイクアウト ルームを開始
バーチャル ミーティングであっても、特定の人と人をつなぐ手段や専任グループを作成する手段は必要です。 Zoom ブレイクアウト ルームでは、必要に応じて参加者のエンゲージメントを高めつつ、デジタル環境ならではの柔軟性を活かすことができます。
今すぐ Zoom Meetings をダウンロードし、実際にブレイクアウト ルームを体験してみてください。
よくあるご質問（FAQ）
ブレイクアウト ルーム機能を個人で使用する目的で有効にするには、まず Zoom ウェブポータルにサインインし、[設定] に移動します。[ミーティング] タブの [ミーティング内（詳細）] をクリックし、ブレイクアウト ルーム オプションをオンに切り替えます。 確認ダイアログが表示されることがありますが、表示された場合は [有効にする] をクリックしてください。 何らかの理由でブレイクアウト ルーム オプションがグレー表示されている場合は、アカウント管理者がロックしている可能性が高いため、アカウント管理者に問い合わせ、セットアップを依頼してください。
ブレイクアウト ルームをより柔軟にご利用いただくために、セットアップ中に以下のボックスを選択するようおすすめします。
- ミーティング ホストが参加者をブレイクアウト ルームに事前に割り当てられるようにします。
- ホストに参加者へのメッセージ配信を許可します。これで、テキストベースのメッセージをブレイクアウト ルーム内のすべての参加者に配信できます。
- ホストにブレイクアウト ルームへの音声配信を許可します。これで、ブレイクアウト ルームのすべての参加者にマイク経由の音声を配信できます。
- ルームに予約がないときにブレイクアウト ルームの作成、名前の変更および削除をホストに許可します。
- ブレイクアウト ルームにいる参加者のアクティビティ ステータスを確認することをホストに許可します（画面共有、リアクションなど）。 ホストおよび共同ホストは、参加者のオーディオとビデオのステータス、画面を共有しているかどうか、アクティブなリアクションや意思表示アイコンをすばやく確認できます。
次に [保存] をクリックすると完了です。
ブレイクアウト ルームは、インスタント ミーティングまたはスケジュール ミーティングを開始し、[ブレイクアウト ルーム] をクリックするだけで作成できます。作成するブレイクアウト ルームの数、作成したルームに参加者を割り当てる方法（各ルームに配置する参加者を選択するか、参加者を自動的に割り当てる）を選択します。 参加者自身に参加するルームを選択させることもできます。 [作成] をクリックしてから、適宜セッションを実施します。