オンプレミス PBX からクラウドへの移行: ハイブリッド オフィスの実現

  • 01
    エクゼクティブ概要
  • 02
    今こそクラウドへの移行を
  • 03
    Zoom Phone が選ばれる理由
  • 04
    コスト パフォーマンスが高く優れたプラットフォーム
  • 05
    クラウドと PSTN をフレキシブルに接続
  • 06
    利用を開始

エクゼクティブ概要

音声によるコミュニケーションに関するクラウドとオンプレミスの論争では、クラウドが圧倒的に優勢です。 多くの企業がクラウドへの移行を進めており、その一環として UCaaS(Unified Communications as a Service)モデルを選択するケースが増えています。

実際、プレミスベースの音声システムは減少の傾向にあり、クラウド ソリューションの導入が増加しています。

職場におけるコミュニケーション – ライセンスと出荷台数 | 2017 年第 3 四半期~2020 年第 3 四半期

2017 年第 3 四半期から 2020 年第 3 四半期のオンプレミスの IP 回線の出荷台数は 6% 減、電話機の出荷台数は 29% 減、オンプレミスの UC クライアントの出荷台数は 4% 減となっています。 前四半期比(QoQ)では、オンプレミスの IP 回線の出荷台数は 9% 減、電話機の出荷台数は 11% 減となっています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、事業継続を支えるために各企業はさまざまな調整を行っていますが、クラウド化を選ばない企業は競合他社に大きな遅れをとることに繋がります。

注: 数字は 000 の単位で表示しています。出典: Wainhouse、Q3 2020 UC SpotCheck

クラウドへの移行が進んでいるもう一つの要因は、多くのレガシー PBX が耐用年数の終わりに近づき、メーカーがサポートを終了し始めているということです。 大半の管理者は最新のクラウド管理のスキルを身に付けているため、レガシー PBX を管理するリソースが見つかりにくいというのも理由の一つです。

ハイブリッドな職場環境へシフトする組織が増え、コミュニケーションの近代化は企業にとって不可欠なものになっています。 従業員の多くは、当面の間、自宅などのリモート環境で仕事を続けることになるでしょう。

「当社の調査によると、世界中の企業がオフィス勤務再開を開始し、38% の企業はリモート勤務のレベルを上げることになるでしょう。 企業は、従業員の生産性を向上させるために、コラボレーション、ビデオ、音声コミュニケーションなど、豊富なツールと柔軟性を提供する UC に引き続き注目しています。 クラウドは、最新鋭の機能やアプリケーションだけでなく、UC の導入と管理の選択肢を増やしてくれるので、管理者にとってもメリットが多いと言えるでしょう。」

Omdia エンタープライズ コミュニケーション部門チーフ アナリスト Diane Myers 氏

音声コミュニケーションをクラウドに移行するメリットとして、ほとんどのケースで、完全な UCaaS が実現することが挙げられます。UCaaS は、音声のみのソリューションに代わり、さまざまなモダリティ間で社内外のコミュニケーションを促進します。

また、多くの企業がクラウド ソリューションを希望しています。 支出を予測しながらコントロールできるので、ビジネスニーズの波に合わせてサービスを拡大・縮小できます。

今こそクラウドへの移行を

現代の企業のコミュニケーションのニーズは、レガシー PBX の機能では賄えないほど、複雑になっています。 オフィスだけでなく、自宅などのリモートで作業する従業員も増えています。 プライベートでも仕事でもコミュニケーションにモバイル デバイスが欠かせない「モバイル戦士」のニーズが今後もなくなることはないでしょう。 結果として、クラウド ソリューションの柔軟性、シンプルな操作、間接費が低い点を企業が認識するようになり、クラウドベースのコミュニケーションは急速な成長を続けています。

単に古い電話システムを新しい電話システムに置き換えるだけでなく、この移行を利用して、メッセージやミーティングなどの強化されたユニファイド コミュニケーション機能を提供し、従業員の生産性と効率性を高めることができます。 電話ソリューションに求められる機能は、ユーザーがチャット、通話、ミーティングをスムーズに切り替えられることです。 また、モバイルからデスクトップ、固定電話までさまざまなデバイスで直感的な操作ができることも条件の一つです。

この機会を利用して、電話システムをフル機能の UCaaS ソリューションに拡張することで、以下のようなさまざまなメリットが得られます。

  • 事業継続性 – クラウド アプリケーションと接続オプションにより、敷地内のハードウェアや PSTN ネットワークへのトランクに起因するサービス中断のリスクを排除します。 クラウド PBX サービスのロジック、機能、接続性は、地理的に冗長化された信頼性の高いクラウドのデータセンターに構築されているため、常に柔軟なオプションで通話をルーティングし、応答することができます。 企業は、単一の識別番号を、通話、SMS、チャットなどのさまざまな手段で広報できます。また、コラボレーション、ビデオ ミーティング、ホワイトボード、フレキシブル ルームなどの機能も追加できます。 従業員は、場所や時間、デバイスを問わず、生産性を損なうことなく作業ができます。
  • モバイル性 – Zoom をはじめとするクラウド コミュニケーション ソリューションは、デスクトップだけでなく、モバイル デバイスでも堅牢な体験を提供し、ユーザーはどこにいても、仕事用の電話が使用できます。 シングル アプリケーションにより、従業員の場所やデバイスに関係なく、一元化されたユーザー体験が提供されます。
  • サードパーティのアプリケーションとの連携 – クラウド ソリューションは常に革新的であり、ビジネス アプリケーションとシームレスに統合する機能を提供することは、UCaaS の基礎になります。 仕事の一環として、アプリケーションから直接コミュニケーションできることは、従業員にとってメリットが大きいはずです。 Zoom は、業界に特化したアプリケーションの連携を定期的に追加しています。
  • 管理性 – クラウド コミュニケーション ソリューションをウェブポータルで管理・運営することで、管理者がインターネットに接続できる環境であれば、いつでもどこでも簡単にアクセスすることができます。 また、管理ポータルは、直感的で簡単なデザインになっており、IT の専門家でなくてもシステムを管理することができます。
  • シングル プラットフォームのユーザー体験 – 従来、レガシー PBX はテレフォニーのみに対応し、ウェブ カンファレンスやメッセージについては別のソフトウェアが必要でした。 現代のユニファイド ソリューションで、ユーザーがフルセットのコミュニケーション モダリティを利用するには、クライアント 1 台の一元化されたプラットフォームが必要です。 インストールして学ぶクライアントが 1 台のみの場合は、ユーザーのオンボーディングも導入も簡単になります。
  • 拡張性 – クラウド コミュニケーションは、ビジネスの流れに合わせて拡張・縮小することができます。 従業員や事業所が増えた場合は、ライセンスにユーザーを追加するだけで、新しいアカウントが作成されます。 同様に、事業所を閉鎖したり、人員を縮小したりする場合は、管理ポータルでユーザーを無効にすることができます。 必要なリソースのみを使用することで、コミュニケーションのソリューションの規模を簡単に適正化することができます。
  • グローバルな対応 – オンプレミスのハードウェアに構築されたオンプレミスのソリューションとは異なり、クラウドのデータセンターは、堅牢なグローバル ネットワークを介してグローバルな信頼性を確保するように設計できます。 このレジリエンス(耐障害性)が場所を問わずユーザーをサポートし、トラフィックをネイティブにルーティングすることで、リアルタイムなコミュニケーションにおいて最高のパフォーマンスを実現します。
  • 俊敏性(アジリティ)と革新性(イノベーション) – クラウド ソリューションは、常にイノベーションを起こし、機能をアップデートしています。 こうしたアップデートは、通常のソフトウェア リリース サイクルの一環です。 企業は、オンプレミスのソリューションのアップデートの時のような負担がなく、クラウドのスピードで新しい機能、修正、セキュリティ強化を迅速に導入できます。
  • 総所有コスト – この数年のデジタル トランスフォーメーションにより、企業は業務の進め方を改革し、コラボレーションの向上、俊敏性と革新性、そして各分野での競争力の維持に役立つツールを活用するようになっています。 クラウド コミュニケーションを導入することで、マイクロ ビジネス、中小企業(SMB)、エンタープライズなど、企業の規模に関わらず、クラウド事業者が提供するセキュリティや信頼性、スケール メリットを活用することができます。 各企業は、電話のニーズを広範なデジタル トランスフォーメーションのイニシアチブに統合することで、ユーザーのコラボレーションと生産性を向上させ、総所有コスト(TCO)を削減し、ビジネスの成果を向上させることができます。

UCaas の推進力

Omdia Research 社が実施した調査では、サービスとしてのユニファイド コミュニケーションを導入する主な理由として、従業員の生産性向上やデジタル トランスフォーメーションの取り組み(パンデミックの際、期限未定で従業員の在宅勤務を導入しなければならなかった)が挙げられています。 経営者は、従業員がモビリティを活用して柔軟に勤務できるようなトランスフォーメーションを求めており、企業が競争力と対応力を維持しつつ、運営費を削減できるようにしたいと考えています。

Zoom Phone が選ばれる理由

Zoom Phone は、コミュニケーション モダリティを超えたシームレスな体験を提供する Zoom UCaaS プラットフォームのキー コンポーネントです。 ユニファイド コミュニケーション ソリューションとしての Zoom の主な特長は次のとおりです。

  • 一元化された堅牢なプラットフォーム: Zoom のプラットフォームは、電話、ミーティング、チャット、ウェビナー、ルーム、API、そして豊富なデベロッパー向けエコシステムを統合しています。 モバイル、デスクトップ、卓上電話での通話全般で、直感的なユーザー体験を提供します。
  • ビデオ ファーストのアーキテクチャ: Zoom はクラウド ネイティブであり、当初からビデオ向けに最適化されています。 Zoom のアーキテクチャにより、ミーティングをデータセンター ネットワークに分散させ、最高のアップタイム、拡張性の高いプラットフォーム、信頼性の高いコミュニケーション体験を実現します。
  • 迅速なイノベーションとサードパーティとの連携: Zoom はコンスタントに製品のアップグレードや新機能を提供しており、Zoom Phone だけでも 400 以上の機能が搭載されています。 また、Zoom Phone は、Salesforce、Google Workspace、Slack、Microsoft Teams などの一般的なビジネス アプリケーションと連携し、シームレスな接続と生産性の向上を実現します。
  • チーム全員が使える最新の電話機能: 営業、カスタマー サポート、受付、オフィス マネージャー、さらにはエグゼクティブまで、Zoom Phone は組織内の全員に豊富な機能を提供します。

エンドユーザー向け機能

  • シングル クライアント体験: Zoom は、コンピュータ、Mac、iOS、Android でご利用いただけます。 ライセンスがプロビジョニングされると、Zoom のモバイル アプリまたはデスクトップ アプリケーションのいずれでも、ユーザーは電話機能をフルに使用できるようになります。
  • モバイル性: モバイル デバイスから Zoom Phone にアクセスできるので、外出先で仕事にプライベートの番号を使う必要がなくなります。
  • SMS / MMS: Zoom デスクトップ クライアントまたはモバイルアプリを使って、テキスト メッセージ(SMS)の送受信ができます。
  • ミーティングに移行: 通話中にそのまま Zoom ビデオ ミーティングに切り替えることができます。 他の Zoom Phone ユーザーも自動的にミーティングに招待されます。 他の Zoom Phone ユーザーは、電話のみの参加者として Zoom Meetings に参加します。
  • コールフリップ: 通話を保留にして、別のデバイス(Zoom デスクトップ クライアント、モバイルアプリ、または Zoom でプロビジョニングした固定電話)から応答することができます。
  • コール モニタリング: 別のユーザーの通話をチェックし、参加できる機能です。 モニタリング オプションに含まれる機能:
    • リスニング: 他の Zoom Phone ユーザーが発信した通話を、相手に気づかれることなく聞くことができます。
    • ウィスパー: Zoom Phone ユーザーは通話中の相手に気付かれることなく、モニタリング対象のユーザーに話しかけることができます。
    • 割り込む: Zoom Phone ユーザーは通話に参加し、全員に話しかけることができます。 通話は三者通話になります。
    • 引き継ぐ: Zoom Phone ユーザーはモニタリング対象のユーザーから通話を引き継ぐことができます。
  • 通話のレコーディング: 政府向けのレコーディングが必要になる迷惑電話や危機的シナリオの場合、臨時で通話をレコーディングします。

管理者およびシステム機能

  • 安全とセキュリティ: Zoom Phone は 256 ビットの AES-GCM 暗号化を使用しており、各メーカーのポケットベル システム、緊急通報システム、物理的な電話機と連携できます。
  • Nomadic E911: 911 サービス プロバイダーを通さず、あらゆる場所から緊急サービスに連絡し、同時に社内の安全チームにもアラートを発します。
  • コールキュー: 自動着信呼分配やキュー オーバーフローのルールを定義することで、強力なキュー機能を実現します。
  • 自動受付: 代表回線への着信に応答する自動受付オプションを簡単に構築できます。
  • 自動音声応答システム(IVR): 営業時間、応答メッセージ、ルーティング ルール、音声応答メニューなどをカスタマイズできます。
  • 管理ポータル: Zoom の管理者タルは、IT の専門知識がなくても容易かつ直感的に操作できるように設計されており、大規模なエンタープライズで要求される堅牢な管理ツールを提供します。 Zoom 管理者は、コマンドラインのプログラミングを行う必要はありません。
  • レポート、分析、管理: 一元化された管理ポータルから、ユーザーのプロビジョニングと管理、ビジネスのやり取りのインテリジェントなモニタリングなどが可能です。

ハードウェアの柔軟性

    • 堅牢なデバイス エコシステム: Zoom は、あらゆるコミュニケーション手段においてシームレスなユーザー体験を提供できるよう、各種ハードウェア カテゴリの認証プログラムを用意しています。 また、エンドユーザー デバイスやルーム システムだけでなく、ポケットベルやインターホンなどのアナログ機器の認証も行っています。
    • Zoom Phone 専用ハードウェア: 役員オフィスやハドルルームなどの共有スペースに最適で、音声とビデオの両機能を備えたフル機能のエンドポイントです。

  • Zoom for Home: Zoom は、Google、Amazon、Facebook、Neat と提携し、一般的な消費者向けデバイスで完全な Zoom ビデオおよび電話体験を提供し、リモート ユーザーの利便性を高めています。

利用できる機能の完全なリストやその他のハードウェア情報については、Zoom Phone のウェブサイトをご覧ください。

コスト パフォーマンスが高く優れたプラットフォーム

Nemertes Research 社の「2020 年コスト パフォーマンス分析 – 職場でのコラボレーションとコンタクト センター」の結果でもわかるように、Zoom は、UCaaS ソリューションに移行する企業にとって費用対効果の高いソリューションです。 1 ライセンスあたりの年間運用コストについては、業界平均の 1,196 ドルに対し、Zoom は 525 ドルと推定されています。 コミュニケーションに Zoom を利用している調査対象企業の過半数が、リモートワークの導入において競合他社より優れていると回答しています。

Zoom Phone に移行するメリット

World Fuel Services 社では、高額なサービス契約やオンプレミス管理が必要なレガシー電話システムを設置しており、膨れ上がるメンテナンス費用に頭を悩ましていました。 Zoom Phone と統合ソリューションでクラウドに移行した結果、コストの削減、運用の俊敏性の獲得、ビジネスの効率化を実現することができました。

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クラウドと PSTN をフレキシブルに接続

Zoom Phone は、企業がクラウド PBX を PSTN(公衆交換電話網)に接続するための柔軟なオプションを備えています。 ローカル PSTN サービスや Bring Your Own Carrier(BYOC)もこうしたオプションの一つです。

ローカル PSTN オプション

Zoom Phone は、47 の国と地域でローカル PSTN 接続を提供しており、今後もさらに対応地域を拡大していく予定です。 Zoom Phone は、1 つの国にある多国籍の大企業から地元密着型のスモール ビジネスまで、あらゆる規模の企業のニーズに応える柔軟なプランを用意しています。

米国 / カナダ、英国 / アイルランド、オーストラリア / ニュージーランドの地域プランのほか、これらの地域以外のビジネス向けのグローバル セレクト プランがあります。 従量制と無制限のプランのほか、フリーダイヤルのオプションにも対応します。

BYOC オプション

Zoom Phone BYOC では、ご希望のキャリア レコードで既存のサービス プロバイダーとの契約、電話番号、通話料金を維持したまま、Zoom Phone のすべてのメリットと機能を利用することができます。 その結果、組織のクラウドへの移行をより柔軟にコントロールすることができます。

Zoom Phone BYOC を使用した PSTN 接続では、「プレミス ピアリング」と呼ばれるレガシー ピアリングからトランクを利用する方法、あるいは希望する PSTN クラウド プロバイダーから「クラウド ピアリング」と呼ばれる UCaaS クラウドへ接続する方法のいずれかが選択できます。

「当初は、コロンビアはサポート対象外だったため、Zoom Phone は使えないと思っていました。 しかし、自社の通信事業者をそのまま持ち込めるシステムがあると知り、Colombia Telefonica の PSTN ネットワークで Zoom Phone を稼働させることができたのです。」

Frontera Energy 情報技術部門責任者 Santiago Lievano 氏

利用を開始

音声コミュニケーションをクラウドに移行する前に、以下の事項を検討してください。

チェックリスト

ステークホルダーと足並みをそろえる

エグゼクティブ スポンサーを特定し、企業の成功基準に合意します。 部門を超えたチームを組織し、要件をまとめます。

優先順位をつける

ペルソナ、使用事例、独自の音声コミュニケーションのシナリオを見極めます。 提案されたソリューションが、あらゆるタイプのユーザーの要件を満たすかを定義します。 年度末の決算や季節に関係する要件など、展開のタイミングが制限される可能性のある依存関係を把握します。

財務面での経費節減を見直す

クラウド ソリューションは、オンプレミスのソリューションとは異なり、初期投資が少なくて済むことに留意しておきましょう。 クラウド ソリューションは、支出が予測しやすく、通常、年単位または月単位で契約できます。

発見し、調整する

クラウドに移行することで近代化できるレガシーな要件はありますか? オプションについて事業者に相談してみましょう。 固定電話とヘッドセットなどの USB デバイスを使用するソフトフォン ユーザーの比較は? モバイル ファーストのユーザーへの対応は?

移行を計画する

複数のサイトを運営している場合は、まず小規模なサイトを導入して、チームにオンボーディング プロセスを理解してもらうとよいでしょう。 電話番号の移行、主要なステークホルダーやエンドユーザーへの説明に必要な時間を確保しておきましょう。

導入を計画する

新しいコミュニケーション プラットフォームに移行する、あるいは単に既存のプラットフォームにモジュールを追加する場合、新しい機能についてエンドユーザーを教育する時間を作りましょう。 ユーザーが新しいソリューションにスムーズに切り替えられるよう、切り替え / 移行のスケジュールに合わせてトレーニングを行います。 配布資料、ビデオ、インストラクターによるトレーニングなども効果的です。 各チームの移行を支援する組織内のリーダーを決めておきましょう。

エキスパートとセルフサービス トレーニング

Zoom Phone をご契約いただいたすべてのお客様は、ウェブポータルの設定を行うための Zoom Phone イネーブルメント チームによる導入支援ミーティングを 3 回受けることができます。 また、以下のようなセルフサービスのリソースを用意しています。

  • アカウント管理者向けビデオ チュートリアルとクイック スタート ガイド
  • エンドユーザー向けビデオ チュートリアルとクイック スタート ガイド
  • エンドユーザー向けトレーニング キット

導入が複雑な場合、あるいは移行の際に専門的なエンジニアリング ガイダンスやプロジェクト管理を希望する場合、Zoom プロフェッショナル サービス チームが以下のような支援を行います。

  • 専属の技術プロジェクト管理
  • アーキテクチャの見直しと設計
  • 実装とサポート戦略
  • 技術的なコンサルティング サービス

「これほどスムーズに稼働を開始できたのは、今回が初めてです。 ユーザーは、移行する必要がなければ、新しいシステムに移行することに気づかなかったでしょう。しかも作業時間は 6 週間で完了しました。 電話システムの変更より規模の小さなプロジェクトがありましたが、何か月もかかっていました。」

シリコンバレーに拠点を置く E コマース企業のシニア バイス プレジデント

「専門家にすぐに相談した方が、自社だけで抱え込むよりも潜在的な問題を解決できると決意しました。 あらゆることが非常に直感的に行われましたが、セーフティー ネットがあったため利害関係者は安堵できました。さらに、価格も適正でわかりやすく、想定外の料金が発生することもありませんでした。」

E コマース IT 企業ディレクター

Zoom Phone を導入した成功事例

「これまでは全員に固定電話が必要でした。 Zoom を導入したため、固定電話の設置さえ必要なくなりました。 トランスフォーメーションの結果、従来の電話を使用する回数は大幅に減りました。 ROI の観点で見ると、Zoom Phone を導入して 30~40% のコスト削減が可能になりました。」

Ciena 最高情報責任者(CIO)Craig Williams 氏

「Zoom Phone は本格的なグローバル電話プロバイダーなので、単一障害点となりうる SIP トランクや SIP ミドルマンを介さないクラウド テレフォニー プラットフォームに魅力を感じました。 また、Zoom Phone は最先端の他製品よりも費用を抑えられること、さらに既存の電話システムよりも大幅に費用を削減できることもわかりました。」

英国の法律事務所 Stevens & Bolton の IT 部門責任者 David Thomas 氏

「当初あった[on-premises]デジタル電話システムは旧式で、時代遅れになりつつありました。 古く、コストがかかり、技術的にもメンテナンスが難しくなっていました。 ネットワーク エンジニアに依頼して、新しい電話を設置しなければなりませんでした。」

ソラノ群(カリフォルニア州)教育管理事務所の情報技術サービス ディレクター Steven Ramos 氏