世界経済が複雑化するにつれて、金融規制も複雑化しています。Complyport は、国際企業が規制要件を満たし、金融法を遵守するのを支援することで成功を収めてきました。2001 年に設立され、英国に本拠を置く Complyport は、プロジェクトおよび変更管理、継続的なコンプライアンス サポート、金融行動監視機構(FCA)の認可など、コンプライアンスおよび規制サービスを提供することで金融サービス企業を支援しています。また、Complyport では、Portal とよばれるオンライン コンプライアンス ソリューションを通じてデジタル ツールキットをクライアントに提供しており、クライアントはこれにより Complyport のコアおよびスペシャル サービス アプリケーションにアクセスできます。
Complyport は、アジアとヨーロッパにオフィスを構え、米国と中東に拠点を設けることで、グローバルなクライアントがさまざまな金融サービス企業にコンプライアンス フレームワークを導入するのを支援しています。
新しいクライアントとの連絡に課題
Complyport は多くの金融サービス部門の幅広いクライアントにサービスを提供していますが、規制コンプライアンスはニッチ市場であるため、顧客ベースをターゲットにしてリーチする効果的な手段を必要としています。これまでは、マーケティング活動をサポートし、新しいクライアントにリーチするための主な手段としてメールを使用していました。しかし、メールを使用したマーケティング キャンペーンでは、必要なトラクションを獲得できませんでした。
「これまで、当社のマーケティングでは、メールを送信し、返信された内容を確認することが基本的な手法でした」と、Complyport の事業開発マネージャー、Jonathan Greenstein 氏は述べています。「そして、このようなマーケティング メールの効果はわずかなものでした。私たちから売り込みをかけ続けるのではなく、お客様に自分たちのもとへと足を運んでもらえるように働きかける必要がありました。」
また、Complyport では、アプリとサービスのスイートを顧客に紹介する方法も必要としていましたが、クライアントが世界中に分散しているため、その方法が課題となっていました。Complyport の営業チームには、その製品の価値を明確かつ容易に主張する能力が欠けており、営業と従業員の成功を促進するのに必要なツールを持ち合わせていませんでした。
ウェビナーで豊富な知識を実証する
Complyport のチームは、さまざまな金融規制のトピックに関する無料のウェビナーを開催することで、マーケティング活動に焦点を当てることを決定しました。
Greenstein 氏は以前の職場でウェビナー ソリューションを利用しましたが、多額の費用がかかり、Complyport で採用することは非現実的でした。しかし、Greenstein 氏は Zoom の存在を知り、わずかな費用でより優れたウェビナー機能を利用できると判断しました。
「以前のポジションでは、On24 でウェビナーを開催していました」と、Greenstein 氏は語ります。「On24 と Zoom は機能は似ていますが、On24 のほうがはるかにコストが高いのがネックでした。」
Complyport は、無料のウェビナーを主催する手頃な価格の手段を手に入れたことで、金融コンプライアンスと規制に関する豊富な知識を実証し、業界をリードするエキスパートとしての地位を確立できるでしょう。
「現在、主にウェビナーを利用してマーケティング活動に取り組んでいます。ウェビナーを利用して、トピックに関する知識と理解を実証し、お客様の関心を私たちに向けることができます。私たちが主題の専門家であることを示しながら、無料で、たとえわずかであっても学習の機会を提供できることを嬉しく思います」と Greenstein 氏は述べています。
Complyport がこのような無料ウェビナーを主催したことで、Complyport の露出度が高まっただけでなく、メール マーケティング キャンペーンに必要な時間とリソースが費やされることなく、会社への関心が高まり、新しいクライアントの獲得が促進されました。