標準所要時間: 15~45 分

バーチャル法

生徒はバーチャルの少人数グループに分かれ、特定のコンテンツ、サポート、ニーズに関し、パーソナライズされた学習体験を活用できます。 グループは、生徒の選択、または教師の事前設計を基盤にして編成できます。

効果的な学習を後押しする主な要素:

絞り込みと関連性

差別化された方法と教材

社会的なつながり

ピアラーニングと生徒間のコラボレーション

積極的な取り組み

選択肢と主体性

理由

対面環境と同じように、リモートおよびハイブリッド環境の生徒が、少人数グループで活動することで、さまざまなメリットを得ています。その秘訣をご紹介しましょう。

生徒間の関わり、教師からのサポート、個別作業の選択肢と機会を提供することで、生徒は自分に合い、自分の学習ニーズを満たすことができる環境をつくり出すことができます。

  • コンテンツ サポート: 1 つの授業で生徒が異なるコンテンツに重点的に取り組む必要が生じる場合もあります。 たとえば、科学クラスの生徒が複数のルームに分かれ、ルームごとに別々の器官を集中的に扱うこともできます。 生徒が自分の興味・関心があるトピックを選択しても、教師がニーズに基づき、なんらかのトピックや一定の系統のコンテンツに生徒を割り当てても構いません。
  • パーソナライズされた作業環境: 教師が複数のルームを設け、ルームごとに異なる作業環境を用意することもできます。以下はその一例です。
    • 会話ルーム: 生徒どうしでコラボレーションしたり、質問しあったりできます
    • 黙々作業ゾーン: 生徒が静かに一人で学習に取り組みます
    • 教師によるサポートルーム: 生徒が少人数グループか個別で教師のサポートを受けつつ学習に取り組みます

機能:

ブレイクアウト ルームの管理

各 Zoom Room ホストまたは共同ホストとして [ブレイクアウト ルーム] ボタンをクリックすることで、教師はブレイクアウト ルームを作成できます。 以後のステップで、教師は必要に応じたルーム数を設定できます。 ルームを指定するとき、教師は自分で生徒にルームを割り当てるか、生徒にルーム選択の選択肢を与えることができます。 生徒にルーム選択のオプションがある場合、[ブレイクアウト ルーム] ボタンをクリックするとルームを選択できるほか、ルーム変更のオプションも利用できます。 教師が事前に生徒をブレイクアウト ルームに割り当てておくこともできます。

  • 教師は、生徒が課題に取り組んでいることを確認し、生徒から質問があれば答えられるように、ルームからルームへ移動できます。
  • [ブレイクアウト ルーム] ウィンドウで [すべてのルームを閉じる] をクリックすると、ブレイクアウト セッションが終了します。
  • 教師は [ブレイクアウト ルーム] ウィンドウの [全員にメッセージを配信] をクリックすることで、すべての生徒にメッセージを送信することもできます。 生徒の利用時間の最新情報(生徒が自分のルームに滞在できる残り時間)を通知するとき、この機能は便利です。

 

導入

初めてブレイクアウト ルームでバーチャル法を実施するときは、以下の事前準備が大切です。

  • 生徒にグループワーク、追加サポート、コラボレーション、個別作業用の時間の延長が必要な授業を特定します。
  • バーチャル法の用途は、生徒にコンテンツや作業環境に関する選択肢を与えるだけではありません。生徒がピアラーニングまたは教師の追加サポートによってコンテンツをより深く学習できるように、教師が均質または多様な性質の生徒を集めてグループを構成することもできます。このため、ブレイクアウト ルームを作成している理由を明確にしましょう。
  • 生徒をどのようにグループ分けするか決めます。 教師が自分で生徒をルームに割り当てたい場合、生徒にルームの選択肢を与えたい場合があるでしょう。 教師が自分で生徒をルームに割り当てる場合は、生徒をあらかじめブレイクアウト ルームに割り当てておくことをご検討ください。
  • グループワークの規範とルールを特定します。 高学年の生徒は、大人の監督を受けずにルームに滞在する可能性もあるため、生徒がブレイクアウト ルームで守るべきルール、参照資料をリストアップしておくと有益です。 万一、ルール違反があった場合、生徒の取りうる対処(教師にメールを送信し、ルームに来るよう求めるなど)を必ず周知しておきます。
  • 教師に大人の協力者(共同担当教師、教育補助スタッフ、特別支援教育スタッフなど)がいる場合、協力者の担当ルーム担当時間を分けます。
  • 練習として、インパクトの少ないシナリオでブレイクアウト ルームを使用します。 (たとえば生徒が物理的に移動する代わりに、各自の選択に沿ったブレイクアウト ルームに移動する形で、クラス内の交流ゲームコーナー巡りを実施するなど)。

生徒がこの機能を楽に使いこなせるようになったら、小人数での会話、コラボレーション、
教員からの追加サポートを目的としたルームを設けます。 教員はバーチャル法の取り組み時間中、1 対 1 で学習目標に関する話し合いのため、集中的サポートのため、近況把握のために、並行して生徒を一人ひとり取り出し、話すこともできます。 バーチャル法では、生徒が自分の学習内容だけでなく学習環境についても、主体性と選択肢を持つことができます。 このため、生徒の主体性と課題コンテンツへの取り組みを強化できます。 また特に最初のころは、教師が授業中こまめに生徒たちを訪れて、各ルームをモニタリングし、生徒が課題に取り組んでいるよう徹底すると効果的です。

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