おおよその所要時間: 10~60 分

パネル プレゼンテーション

この戦略により、生徒はリモートでも一緒にプレゼンテーションができると同時に、 聞き手の生徒はクラスのほかの生徒に気を取られることなく、プレゼンテーション中の生徒に注意を集中させることが できます。

効果的な学習を後押しする主な要素:

社会的なつながり

ピアラーニングと生徒間のコラボレーション

成長を重視

継続的な 練習の機会

理由

グループ プレゼンテーションは、生徒がコラボレーションして実質的なプロジェクトに取り組む集大成です。 この種のプロジェクトは、生徒のプレゼンテーション スキルの向上にもつながります。 対面式でグループ プレゼンテーションを実施する場合、たいていプレゼンテーションの発表者はクラスルームの一番前にいて、視聴者と向き合う位置関係になります。 Zoom のスポットライト機能を使用すれば、生徒はそれと同じような形でプレゼンテーションできると同時に、他の生徒もプレゼンテーションの発表者に集中することができます。

機能:

参加者のビデオをスポットライト

ビデオをスポットライトする機能では、教師は最大 9 人の参加者を、参加者全員に対するメインのアクティブ スピーカーとして設定できます。 設定すると、参加者にはメインのスピーカーのみが表示されるようになります。 誰かをスポットライト スピーカーにするには、参加者の上にカーソルを合わせて「…」をクリックし、「全員にスポットライト」を選択します。

導入

パネル プレゼンテーションは、グループ プロジェクトが完了すればいつでも導入可能です 導入すると
生徒全員がバーチャル クラスルームの「前方」で同時にプレゼンテーションを提示できます。 パネル プレゼンテーションを導入する際に考慮すべき点は、以下のとおりです。

  • プレゼンテーションの発表ルール(例: ビデオをオンにする、必要なときに画面を共有する、成果物を共有するために 2 台目のカメラをドキュメント用カメラとして使用する、など)と、視聴者の参加ルール(例: 発表中にチャットを使用できるか、質問できるか、または発表が終わるまで待つべきか、など)を、両方とも明確に設定してください。
  • 発表中または発表後に生徒がやり取りできる手段を組み込んでください。ただし、生徒にはプレゼンテーションの発表に集中してもらいたいので、その妨げにならないようにしてください。 たとえば、プレゼンテーション中にリアクションを使えるかどうか、チャットで自分の意見を送信できるかどうかなどを生徒に伝えましょう。 また、パネルでは体系的な質疑応答セッションを口頭またはチャットでも実施できます。または、プレゼンテーション全体を通して、コラボレーショして作成したオンラインのドキュメントで質問を共有することも可能です。
  • 不安にならない楽しいトピックでパネル プレゼンテーションの練習をする機会を設け、生徒に「スポットライトを浴びる」ことに慣れてもらいましょう(例: 好きな食べ物の種類とその理由を共有)。

プレゼンテーションのスキルを身につけることはとても有益ですが、同時に気後れすることでもあります。プレゼンテーションを成功に導くためには、関係者全員が早い段階で構成や期待値に合わせて頻繁に練習し、サポートを提供し、調整することが重要です。

共同開発者: