Zoom Phone 緊急通話サービス
に関するお客様向けの通知(世界共通)

2020 年 2 月発効

本通知には、Zoom Phone で緊急通話サービスに接続する機能について、重要な情報が含まれています。注意深く目を通していただきますようお願い申し上げます。

Zoom Phone 緊急通話サービス: Zoom Phone 緊急通話サービスは、従来の緊急通話サービスとは動作が異なります。Zoom Phone から、緊急通話を利用できない可能性がある状況、または従来の緊急通話サービスに比べ、なんらかの形で限定的になりえる状況について、お客様に非常に重要なお知らせがあります。以下の重要な注意事項にご留意ください。

(1)万一のサービス中断に備えてください。 VoIP 電話サービスの機能は、サービスに継続して加入しているか(そして支払いがされているか)だけでなく、インターネット接続や電源にも左右されます。 停電、ネットワーク障害、インターネットの機能停止(渋滞を含む)が発生した場合、または料金滞納が原因でサービスが切断または中断された場合、緊急通話サービスにも障害、中断、遅延が発生する可能性があります。 サービス中断時にも確実に緊急サービスにアクセスできるように、代替の電話サービス(携帯電話など)を用意しておくことをお勧めします。

(2)接続を切らないでください。緊急サービスの通信係から接続を切るよう指示されるまでは、緊急サービス通話を切らずにお待ちください。 誤って切断した場合は、すぐに電話をかけ直してください。

(3)ネットワークの構成にご注意ください。貴社のネットワーク設定で Zoom Phone サービスの接続が許可されていない場合、Zoom Phone サービスにアクセスできず、結果として緊急通話サービスにもアクセスできません。

(4)サービス移転と非ネイティブの電話番号。従来の緊急通話サービスでは、ユーザーの電話番号に基づいて、緊急通話の呼び出しが、地域の緊急通報受理機関に自動的にルーティングされます。従来の拡張緊急通話サービスでは、緊急通話の呼び出しと一緒に、ユーザーの住所と電話番号も地域の緊急通報受理機関に自動送信されます。Zoom Phone サービスでは、お客様(およびお客様のユーザー)はブロードバンド インターネット接続があればどこでも Zoom Phone サービスを使用でき、現在地と一致しない可能性がある番号も取得できるため、Zoom Phone 緊急通話サービスは、次の特定の点で従来の緊急通話サービスとは機能が異なります。

ユーザーの電話番号が必ずしもユーザーの物理的な場所に対応しているとは限らないため、会社がサービスをセットアップする際には、すべてのユーザーが自分の登録所在地を提供する必要があります。 登録所在地は、ユーザーが Zoom Phone サービスを使用する予定の住所です。

Zoom Phone は、可能な場合、ユーザーの登録所在地を自動的に地域の緊急通報受理機関の指令センターに送信します。したがってユーザーは、Zoom Phone サービスへのアクセスに使用する機器(たとえばノートパソコン、タブレット端末、モバイル デバイス、固定電話、デスクトップ コンピュータ)を移転する場合には登録所在地を更新する必要があります。ユーザーが Zoom Phone サービス経由で呼び出す緊急通報は、ユーザーが事前提供した登録所在地に基づいてルーティングされるため、更新を怠ると適切な地域の緊急通報受理機関の指令センターにルーティングされない可能性があります。

ユーザーが Zoom Phone に登録所在地の変更を通知した場合も、新しい登録所在地が緊急通話サービスの適切なルーティング先として反映され、緊急通報受理機関の指令センターに通知されるまで、時差が生じる場合があります。

ユーザーの登録所在地の誤りや技術的な原因により、地域の緊急通報受理機関の指令センターでユーザーの住所と電話番号を把握できない場合があります。そのためユーザーは、電話がつながったら直ちに、応答した地域の緊急通報受理機関の指令センターに自分の名前、現在地の住所、電話番号を伝えられるように準備しておく必要があります。

(5)ほかのユーザーへの通知。従業員、顧客、VoIP サービスを使用している可能性のあるその他のユーザーに、緊急通話の特徴と制限事項を必ず説明してください。スムーズに周知できるように、Zoom Phone から支給されたステッカーを目立つように機器に貼ってください。

(6)発信専用内線。お客様は社内に発信通話専用の内線を設けることもできます。発信専用の内線には、着信用の電話番号が割り当てられません。Zoom Phone の発信通話専用の内線から緊急通話を発信した場合、貴社の代表所在地に基づいてルーティングされるため、緊急通報受理機関の指令センターには、会社の代表所在地と一緒に Zoom が割り当てた電話番号がコールバック番号として届きます。

(7)賠償責任の制限。Zoom Phone は、ユーザーが Zoom Phone サービスを使用して緊急通報を行ったとき、地域の緊急通話受理機関の指令センターが対応するかどうか、またどのように対応するかを一切について一切、権限を持ちません。Zoom Phone は、地域の緊急通報受理機関の指令センターの行動について一切責任を負いません。Zoom Phone では、緊急通話を地域の緊急通報受理機関の指令センターにルーティングする作業をサードパーティに一任しています。サードパーティによるルーティングが誤っていた場合、またはルーティングに使用されたデータが誤っていた場合も、Zoom は一切責任を負いません。Zoom Phone、および Zoom Phone サービスに関連してお客様にサービスを提供する Zoom Phone の役員、取締役、従業員、関連会社、代理店、その他のサービス プロバイダー(以下「Zoom の被補償者」)は、Zoom Phone の緊急通話サービスに起因または関連して発生するあらゆる補償請求、損害、損失、罰金、罰則、コスト、および経費(総称して「請求」)について責任を負わないものとし、Zoom の重大な過失、無謀行為、または故意の不正行為からかかる請求が発生しない限り、顧客はここにかかる請求の一切を放棄するものとします。 お客様は、Zoom Phone サービスの欠如、障害、停止、誤ったルーティングによる緊急通報、および / または本サービスのいずれかのユーザーが緊急通話サービスを利用できないこと、もしくは緊急通報受理機関の担当者にアクセスできないことに関連するお客様自身、もしくはお客様の代理人、もしくはなんらかのサードパーティ自身、もしくはなんらかのサードパーティの代理人による一切の請求から Zoom の被補償者を守り、補償し、免責するものとします。

お客様のアカウント管理者は、ユーザーを Zoom Phone サービスに登録する前に、この通知を読み、理解したことを確認する必要があります。 登録所在地がこまめに更新されていること、また各ユーザーが緊急通話サービスの通知に関する全要件に準拠していることを確認する責任は、お客様が負います。

Zoom のポリシーは、適用法規制の要件に準拠するために変更が必要になる場合があります。 Zoom のポリシーになんらかの変更が加わった場合、その内容は本サイトに掲載されます。 Zoom のポリシーの更新に関する通知をご希望の方は、以下のボックスにメールアドレスを入力してください。