Reach the World、Zoom を使って世界で最遠な地域をクラスルームに届ける

非営利団体 Reach the World は、ビデオ カンファレンスの力を用いて、サービスが行き届いていない K-12 クラスルームと世界中の旅行者や探検家のネットワークを結びつけ、学生にユニークな学習体験を提供しています。 RTW のバーチャル交流体験は、学生の世界に対する理解の幅を広げ、学校教育の一環として学んだ情報を実情と結びつけます。

世界各国を旅する旅行者や探検家は、Reach the World を通して、1 対 1 のバーチャル交流という形でクラスルームとつながることができ、学生が他の国や文化の不思議や知識に目を向けるような、詳細で集中的な体験をもたらします。 RTW は、さまざまな旅行者と関わるというこのユニークな機会を学生に提供することで、従来のクラスルームの場面を超えて教育の機会を広げ、国際感覚を促します。

ビデオを介して安全で信頼性の高い教育体験を提供

Reach the World は、当初からビデオ カンファレンスを使って、旅行者を米国内のクラスルームに直接つなげ、若者のためのよりパーソナライズされた学習体験を作り上げてきました。 しかし、従来のビデオ ソリューションでは、安全かつシームレスな学習体験を提供することは困難でした。

Reach the World のビジネス開発ディレクターを務める Brianna Rowe 氏は、「これまで Google ハングアウトを使用していましたが、使用感は良好ながらも問題もありました」と言います。 「最大の問題の 1 つは、使用するために Google アカウントが必要になり、すべての旅行者や教師がアカウントを持っているわけではないということでした。 また、誰がミーティングに参加するかを追跡したり、モニタリングしたりすることや、参加者をミュートする手段もありませんでした。これは、相手が子どもたちの場合、特に重要になります」

また、同組織では、ネットワーク環境がほとんどないか、まったくない遠隔地の旅行者と頻繁に通話します。 たとえば、2018 年、Reach the World は 世界で最遠の遠隔地の 1 つである南極のウェッデル海に向かう探検隊との協力を開始し、同組織にとってユニークな課題に直面しました。

ソリューションのパフォーマンスとセキュリティの評価

Reach the World は、ウェッデル海探検隊を通じて得られるユニークな学習機会をカメラに収めることに決め、探検隊の非常に限られた衛生インターネット環境でさまざまなビデオ ソリューションを試しました。

「さまざまなソリューションを試す必要があったため、船が毎週 1 時間しか持っていなかったインターネット信号を分離させ、考えられるすべてのプラットフォームを試しました」と Rowe 氏は述べました。 「Google ハングアウト、Skype、FaceTime などを試しましたが、その中で Zoom は群を抜いており、最高のパフォーマンスを発揮しました」

Reach the World は、Zoom を使って、ウェッデル海探検隊から毎週ライブで最新情報を配信し、現場の専門家から現実世界の状況の中で科学、工学、数学、生物学について学ぶ機会を学生に提供しました。

また、Reach the World は、Zoom のセキュリティ機能が、参加する学生により良い学習体験を提供するのに役立つという価値を見出しました。

「Zoom には、ミーティングの登録機能がありますが、誰がミーティングに参加するのかを把握して、必要に応じて後でフォローアップすることができるため、私たちにとっては大きかったです」と Rowe 氏は述べました。 「また、ライブを行う前に参加者がその場にいることを確認したり、参加者を紹介したりしたいため、待機室も素晴らしい機能です。 必要に応じて参加者をミュートできる機能も本当に重要でした」

未来の教育体験の設計

Reach the World は、Zoom プラットフォームを活用することで、母国や故郷以外の世界を体験する成長期における一生に一度の機会を学生に提供できています。 Rowe 氏によると、このような体験は、サービスが行き届いていない学童に目に見える影響をもたらし、海外旅行をしたり、より広い世界について学んだり、教育の新しい分野を知りたいと思わせるような刺激を与えることができるそうです。

Reach the World が国中のクラスルームに世界を届け続ける中、Rowe 氏は同組織における Zoom の使用をさらに拡大し、よりユニークな学習体験を生み出すことを楽しみにしているとのことです。