Customer Stories

Education

ヒューマンアカデミー

ハイブリッド授業の運営を自動化したヒューマンアカデミーの活用事例

創立: 1985 年

本社所在地: 東京都新宿区を含む全 23 箇所

業界: 教育

課題: ハイブリッド授業のスムーズな運営、受講生・講師・運営の 3 者の負担軽減、通信の安定性

導入ソリューション: Zoom Meetings、Zoom Rooms

導入成果: 教室から参加の受講生を自動的に授業に接続、トラブルのない安定した接続性の維持、都心部の講師による授業の全国展開、ダッシュボードによる授業出席率の把握

Zoom Rooms の導入により、受講生と先生、運営側の3者の負担が軽減されました。接続のミスも起こりませんので、違う授業に入ってしまうようなこともありません。開講時に講座の設定をするだけで、番組表の設定などを都度する必要もなく授業を運営できるので、とてもシンプルな形になりました

西山 夕美子 氏

管理本部 IT 企画推進室

創立: 1985 年

本社所在地: 東京都新宿区を含む全 23 箇所

業界: 教育

課題: ハイブリッド授業のスムーズな運営、受講生・講師・運営の 3 者の負担軽減、通信の安定性

導入ソリューション: Zoom Meetings、Zoom Rooms

導入成果: 教室から参加の受講生を自動的に授業に接続、トラブルのない安定した接続性の維持、都心部の講師による授業の全国展開、ダッシュボードによる授業出席率の把握

Zoom Rooms の導入により、受講生と先生、運営側の3者の負担が軽減されました。接続のミスも起こりませんので、違う授業に入ってしまうようなこともありません。開講時に講座の設定をするだけで、番組表の設定などを都度する必要もなく授業を運営できるので、とてもシンプルな形になりました

西山 夕美子 氏

管理本部 IT 企画推進室

ヒューマンアカデミーは、1985 年の創設以来、未就学児童から中高生・大学生・社会人・シニア層とあらゆるライフステージにあわせて学びと成長を支援するリカレント教育を推進し、時代や社会の変化にあわせながら 800 以上の講座を編成し、学びを提供しています。

同アカデミーの社会人向け教育事業部においては、2020 年 4 月の緊急事態宣言後、コロナ禍における授業の継続を目指し、まず Zoom Meetings を導入し、オンライン授業を開始しました。その後、新型コロナウイルス流行の状況が変化していく中で、受講生が個人宅からオンライン授業に参加するだけではなく、各校舎の教室からの受講生も同時に参加できるようなハイブリッドの授業「オンラインライブ授業」を実現すべく、検討をはじめました。

「全国 23 校舎の教室に大画面を設置してのオンラインライブ授業を計画していたため、いかに受講生の工数を減らすことができるかが重要なポイントでした。いくつかのツールを検討する中で、既にオンライン授業で使用していたZoomでもそのような会議システムが活用できるということで検討を始めました」と、当時の状況について、ヒューマンアカデミー 管理本部 IT 企画推進室 西山 夕美子氏は、語っています。

課題

オンラインライブ授業については、各校舎に先生を派遣するのではなく、都心部から生放送で授業を配信し、全国の校舎の教室からの受講生と自宅から出席する受講生が同時に参加できる形を目指していました。このため、「各校舎の教室に先生がいないため、ログインは受講生に任せることとなります。今回の要件としては、受講生の工数を極力減らし、URLやパスワードを入れなくとも、参加ボタンを押したらワンタッチで入れたり、時間が来たら自動的に授業を開始できたりするようなツールを中心に探しました」と管理本部 IT 企画推進室 後藤慎氏は、話しています。

また、リアルタイムに授業を行うため、どこかの校舎だけが途中で途切れてしまうことが無いように、通信の安定性も重要でした。

運営側の負担の軽減も課題となりました。「通常の Zoom Meetings の場合、授業ごとにURL が必要となります。各校舎で朝昼夜と授業が開催されるなか、URL をどのようにシェアし、クリックしてもらうかという途方もない工程が発生することを懸念して、ツールを探しました。また、同時間帯に複数の教室から接続しなければならないとなると、その接続をどのように行うかが一番の課題でした。(西山氏)

検証の結果、通信の安定性と各授業に自動的に接続できる簡便さから、Zoom Roomsの導入が決定しました。2021 年 4 月には、Zoom Rooms を 77 アカウント導入し、23 校舎(2021 年 5 月末時点)でオンラインライブ授業を開始しました。

導入の成果

導入後は、各教室からの受講生が特に操作をしなくとも、時間になったら自動的に Zoom Rooms が起動するという設定を行なっています。具体的には、教室の前方に大画面が設置されていて、10分前からカウンドダウンが行われます。授業を設定する際に、Google カレンダーに、運営側で Zoom Rooms に必要なアカウントを入れることにより、受講生は何も操作することがなく参加でき、授業終了後も自動的に画面から退出できるようになっています。

「これにより、受講生と先生、運営側の 3 者の負担が軽減されました。接続のミスも起こりませんので、違う授業に入ってしまうようなこともありません。開講時に講座の設定をするだけで、番組表の設定などを都度する必要もなく授業を運営できるので、とてもシンプルな形になりました。すでに、Zoom Meetings も使っていましたので、ある程度操作に関してイメージが湧きやすい点も助かっています。」(西山氏)

さらに、授業終了後には、ZoomRooms で参加している受講生を自動的にカウントしてダッシュボードにその数を表示する機能があるため、「本社にいながら、座席数に対する利用率が確認できるようになり、使い勝手が良いと感じています。」(西山氏)

オンラインライブ授業の実現については、「ヒューマンアカデミーには、Education(教育)とentertainment(楽しみや喜び)を融合した『学びは面白い” Edutainment Company』をスローガンに、時代や社会の変化に合わせて、学びの面白さを創造するあらゆるジャンルの講座を展開しています。これまで、例えば沖縄の離島の方はなかなか参加できず、通信講座として収録を利用した一方通行の形態でしか授業を受けることはできませんでした。これが、場所を問わず受講できるようになり、また、優秀な講師の授業を地方でも都心部でも関係なく提供できる機会が増加したことは、当社にとって大きな意味を持っています。」(西山氏)

今後の展望

ヒューマンアカデミーでは、この 4 月からオンラインライブ授業を開始したため、現在はまだ最小の必要数を実施していますが、今後もさらに同形式の講座を増やすことを計画しています。オンラインライブ授業の進め方について、「今後は、さらにコミュニケーションのあり方を模索していきたいです。教室で参加している受講生から質問がある場合、タブレットのリモコンで挙手できる操作を使って中央の先生に知らせるという形を今は取っています。しかし、今後、より人数が多くなった場合にどのように運営するかという点は課題です。Zoomの機能拡張で、顔認識により、教室で参加している受講生を分割して画面に表示する機能が将来的に実現するということなので、こちらに期待しています。」(西山氏)

また、「人生 100 年時代と言われ、世界的にも「生涯にわたる学習(リカレント教育)」の重要性が注目されている今、オンラインで海外からの受講生も少しずつ増えていますので、このような機会が展開できることもポイントです。オンラインライブ授業により、自宅からでも教室にいる仲間と一緒に参加できますので、様々な受講の仕方を、Zoomのようなツールを使って、自由に発想しながら提供できるようになりました。」(西山氏)

Zoom で何ができるか探る

Zoom はお客様からインスピレーションを得ています!Zoom のプラットフォームを使用して、組織がどのようにつながり、コミュニケーションをとり、コラボレーションしているのかご覧ください

オンラインと対面を併用したハイブリッド型授業で、最先端の技術教育を提供する東京電機大学の活用事例

ケーススタディを読む

豪雨災害を教訓に Zoom Phone 導入を決意。場所を問わず受話できる組織体制を構築。

ケーススタディを読む

アイルランドの教育機関サポートセンターが、Zoom を活用することで、どのようにして全国の教師がアクセスできるトレーニングモデルを構築したのかをご紹介します。

ケーススタディを読む

E2Language は、Zoom Team Chat、ライブストリーミング、スケジューリングの統合などを取り入れて、同社のオンライン言語サービスに合わせて Zoom ソリューションを開発しました。

ケーススタディを読む

Zoom によって、高品質で魅力的かつ効果的な指導をリモートで行うという Global Knowledge の機能は一新されました。

ケーススタディを読む

どこでも応対が可能な電話環境の整備を可能にした Zoom Phone

ケーススタディを読む

院内チャットを含めたコミュニケーション基盤として広がる Zoom ソリューション

ケーススタディを読む