エンタープライズ向けビジネス電話サービス

クラウドベースのエンタープライズ向けビジネス電話サービスを使用すると、エンタープライズ組織はどこにいてもつながれるようになり、機動性を持ってコラボレーションできるようになります。 クラウド電話システムが皆様とチームに提供する、高度な機能とエンタープライズ向けの多様な機能をご紹介します。
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現代の組織のためのエンタープライズ向けビジネス電話サービス

VoIP テクノロジーを使用しているクラウドベースのシステムは、エンタープライズ向けビジネス電話サービスにとって最適な選択肢です。 VoIP を使用すると、従来の電話プロバイダーを介してではなく、インターネット上で電話を発着信できるようになります。

過去 10 年間で、何百社もの企業が VoIP に移行しました。VoIP というテクノロジーには、数々のメリットがあるからです。 エンタープライズ向け VoIP ソリューションは、現代のビジネス界に統合型コミュニケーションを提供します。 ビジネス用 VoIP システムは、一般的に価格がお手頃でセットアップも簡単にできる上、高い柔軟性を誇っています。 しかし、企業がビジネス用 VoIP ソリューションに移行する主な理由は、こうしたシステムが現代のグローバル エンタープライズに提供する、数々の高度な機能を利用することにあります。

では、組織が最適なビジネス電話サービスを選択するにあたってカギとなるポイントをご紹介します。

エンタープライズ向けクラウド VoIP 電話のメリット

ホスト型クラウド VoIP システムは多くの場合、ハードウェアのコストが膨大でインストール要件が煩雑なオンプレミス ソリューションより、手頃な価格で展開できます。 ホスト型クラウド電話は VoIP プロバイダーが保守管理するため、専門知識とノウハウを持つ専門のアカウント管理部門は不要です。

エンタープライズ向けビジネス電話サービスへの切り替えをご検討中のお客様に、 従来のオンプレミス PBX システムよりクラウド電話システムを推奨する理由をいくつかご紹介します。

  • 予測可能なレートの手頃なプラン
  • 新しいユーザーの獲得もプロビジョニングも簡単
  • 設備コストと契約の削減
  • 既存のビジネスの電話番号をポーティング
  • 電話システムの展開が簡単で迅速
  • どのデバイスからも通話が可能
  • 包括的なビジネス電話機能(通話レコーディング、発信者 ID、コール ルーティングなど)
  • IT の専門知識を備えたアカウント管理者は不要
  • サードパーティのソフトウェアとの統合
  • 既存のインターネット接続を使用して電話の発着信が可能

さらに、包括的な UCaaS ソリューションの一部として電話システムをクラウドへ移行すると、エンタープライズはさらなるビジネス上のメリットも享受できます。 ユニファイド コミュニケーションは、電話、ビデオ カンファレンス、またはチャットを介して、1 つの合理化されたプラットフォームで皆様とチームをつなぐため、お好みのチャネルでお客様とコラボレーションしたり、コミュニケーションをとったりできます。

クラウド VoIP が従来の固定電話より優れている理由

クラウド電話システムは、従来の電話テクノロジーに太刀打ちできるだけでなく、インターネット時代のビジネス向けに開発されたため、より一層優れていることが多いのです。 さらに、VoIP ビジネス電話システムには、ユニファイド コミュニケーション ツール(ビデオ カンファレンス、チャット、SMS など)や、最新の機能(発信者 ID、通話レコーディングなど)があらかじめ搭載されています。また、エンタープライズの中核となるアプリケーションと統合すると、生産性の向上が見込めます。

では、エンタープライズ向けのビジネス電話サービスにおいて、ビジネス用 VoIP 電話が従来の固定電話というオプションよりも優れている理由を、いくつかご紹介します。

VoIP 固定電話
HD 音質 標準の音質
ほぼすべてのデバイスから通話が可能 従来の卓上電話でのみ機能
低コストで予測可能な価格設定 特に高度なシステムの場合はコストが高くなる
通話、ビデオ カンファレンス、SMS のすべてを 1 つのプラットフォームで実現 通常の通話とカンファレンス通話のみ
低コストで即時にユーザーを追加 物理的な固定電話回線と高コスト機器によって制限を受けるユーザー数
主要な OS すべてに対応する直感的なアプリとソフトウェア ソフトウェアやアプリは提供されない
一般的なビジネス用ソフトウェアおよびアプリケーションとの統合 統合は提供されない

クラウド VoIP 電話の主な機能

世界中のエンタープライズが自社のビジネス電話サービスにクラウド VoIP を選択する理由は、多数あります。 直感的なユーザー体験と堅牢な機能を備えたクラウドベースのビジネス電話システムがあれば、音声コミュニケーションが向上し、チームは従来の卓上電話機から解放されます。

以下ではクラウド型ビジネス用 VoIP の主な機能を一部ご紹介します。

信頼性

信頼性

最高のビジネス電話サービスとは、信頼できるベンダーが提供する、あらゆるコミュニケーション ニーズを満たし、かつ信頼性が高くて中断のないサービスです。 Zoom は、世界中に併設されているデータセンター ネットワーク全体に冗長性と復元力を持たせることで、ビジネス電話システムに高い通話品質と一貫したサービスを保証します。
グローバルな可用性

グローバルな可用性

Zoom Phone のグローバル セレクト プランは、競争力がある透明性の高い国際電話料金で、40 以上の国と地域でローカル PSTN テレフォニー サービスを提供します。 Zoom Phone のビジネス用 VoIP ソリューションがあると、多国籍企業は複数のビジネス電話システムを単一の統合型プラットフォームに統合することもできます。
柔軟性

柔軟性

ユーザーは、どのデバイスからでも使用できる Zoom のユニファイド コミュニケーション ネットワークにアクセスできるので、従業員はオフィス、自宅、または海外での休暇中に、すべて同じ電話番号でビジネス通話に出ることができます。 管理者は、集中管理ポータルでグローバル コミュニケーションを監視できます。そして CIO や CFO は、チームのつながりを保つ最高のビジネス電話サービスを予測可能な料金で利用できるとわかっているので、安心できます。
切り替えオプション

切り替えオプション

ビジネスの通信業者の切り替えは気が引けますか? Zoom の電話システムは柔軟な展開オプションを用意しているので、進化し続けるビジネス環境でも機敏に対応できます。 BYOC(Bring Your Own Carrier)により、契約解除手数料を払うことなく、現在の通話料金を維持した上で、大量の番号をポーティングする際のリスクを抑えながら、現在のサービス プロバイダーと Zoom Phone を接続することができます。 また、Zoom Phone に完全に移行しても、既存の電話番号はそのままご使用いただけます。
拡張性

拡張性

Zoom Phone は、組織のニーズに合わせて規模を拡大縮小します。 世界中をつないでいるデータセンターに併設した信頼性の高いクラウド ネットワークで、自身の電話サービスを拡大しましょう。 ビジネスの成長に合わせて、新しい回線や機能を導入してください。簡単に追加できます。また、Hardware as a Service (HaaS) プログラムをご利用いただくと、大規模な初期投資を行うことなくハードウェアを拡張できます。 Zoom のユニファイド コミュニケーション ポートフォリオから、別のサービスを追加することも可能です。
セキュリティ

セキュリティ

Zoom Phone は、SIP 信号については 256 ビットの AES-GCM 暗号化を備えた TLS 1.2 を、リアルタイム メディアについては最大 256 ビットの AES-GCM 暗号化を備えた SRTP をサポートすることで、音声通話を保護しています。
アプリケーションの統合

アプリケーションの統合

お使いのビジネス電話システムを、Genesys、Five9、Twilio Flex などのコンタクト センター ソリューションだけでなく、Salesforce、Microsoft Office 365、Google G-Suite、Slack などの、ビジネスの運営に役立つアプリやプログラムとシームレスに統合しましょう。
強力な機能

強力な機能

Zoom Phone のようなビジネス用 VoIP ソリューションは、現代の企業に合わせて標準的な電話システムの機能を進化させ、通話レコーディング、発信者 ID、コール ルーティング、通話転送などの機能を搭載しています。

エンタープライズ向けビジネス電話サービスのための Zoom Phone

クラウド ビジネス電話システムへの切り替えはこれまでになく簡単になりました。 最高のビジネス電話サービスは、機動性に富むグローバルな組織が電話サービスに求める強力な機能、直感的なインターフェース、予測可能な料金設定を提供します。 では、Zoom Phone でビジネス電話サービスがどのように進化するのか、詳しくご紹介します。

  • 予測可能なグローバル通話プラン

    透明性の高い国際プランと従量課金制のオプションで、世界中にビジネス通話を発信しましょう。
  • 安全なソリューション

    TLS 1.2 および 256 ビットの AES-GCM 暗号化のサポート、地理的に分散した完全な冗長性、SOC2 および HIPAA コンプライアンスを可能にする最新の認証など、比類のない信頼性と安心のセキュリティを体験してください。
  • 柔軟な移行オプション

    Zoom Phone のすべての高度な機能を活用しつつ、既存のビジネス電話システム プロバイダーの契約、通話料金、電話番号はそのまま維持されます。
  • 電話からミーティングへのシームレスな移行

    ボタンをクリックするだけで、標準のビジネス通話をグループのビデオ カンファレンス セッションへ簡単に移行できます。
  • Hardware as a Service (HaaS) オプション

    VoIP 対応の電話ハードウェアを初期費用なしで調達しましょう。

最高のビジネス電話サービスは、遠隔地にいるチームメンバーと対面のチームメンバーとの間に横たわるコミュニケーションの格差を埋めてくれるので、ハイブリッド ワーカーは実際に本領を発揮できます。

優れたビジネス電話サービスに切り替える準備はよいですか?

現在使用しているビジネス電話システムを進化させましょう。 VoIP 電話システムに対するご質問や詳細情報については、弊社のチームにお問い合わせください。

エンタープライズ向けビジネス電話サービスについてのよくあるご質問

エンタープライズ向けクラウド電話システムが他の電話システムと異なる点は何ですか?

クラウドベースのビジネス電話システムは、現代の最先端エンタープライズが必要な機能や柔軟性を提供します。 Zoom Phone は、企業が 1 つの簡単な移行でコミュニケーション システムを統合、シンプル化、および将来を見据えたものにするのに役立ちます。 Zoom Phone は、音声、ビデオ、カンファレンス、チャット、さらには SMS メッセージを 1 つのプラットフォームに統合することで、不必要なコミュニケーション ネットワークの複雑さを軽減します。

多国籍企業の場合、エンタープライズ向けビジネス電話サービスのメリットはさらに大きくなります。 Zoom のビジネス電話システムは、企業が通信事業者とコミュニケーション プロバイダーをグローバル規模で統合できるようにすることで、エンタープライズ レベルのコミュニケーションをシンプルかつシームレス、そして直感的に理解可能な方法で管理できるようにします。

既存のプロバイダーをそのまま利用できますか?

はい。 Zoom のビジネス電話システムには、Bring Your Own Carrier(BYOC)オプションが付いています。 これを利用すれば、企業はハイブリッド モデルを選択できるようになり、Zoom Phone のすべての高度機能(通話レコーディングなど)にアクセスできると同時に、既存のプロバイダーの契約、通話料金、電話番号を維持できます。 また、各組織独自のスケジュールに合わせて、完全なクラウドベースのビジネス電話システムへ、さらに段階的に移行できるようになります。

現在使用している電話番号をそのまま使えますか?

はい。Zoom Phone は、現在のプロバイダーからのビジネス電話番号のナンバー ポータビリティをサポートしています。 弊社のシステムにより、既存の電話番号を簡単に移行したり、新しい番号を取得したりできます。 具体的なプロセスは、現在ご利用のプロバイダーによって異なります。 Zoom チームがサインアップ中にポートプロセスを案内します。

エンタープライズ向け VoIP のコストはいくらですか?

Zoom Phone には、あらゆるニーズと予算に対応するスケーラブルなエンタープライズ向け電話プランがあります。 従量制通話プランは、ユーザー 1 人当たり月額 $10 から始められます。 北米地域の無制限プランは、ユーザー 1 人当たり月額 $15 から始められます。 プロ グローバル セレクトは、ユーザー 1 人当たり月額 $20 から開始できます。 詳細情報は価格ページをご覧ください。または、今すぐ Zoom 営業担当にお問い合わせいただき、お客様独自のニーズをお伝えください。

従来の PBX ソリューションからアップグレードする手順を教えてください。

従来の PBX からのエンタープライズ向け電話システムへの移行は、複数のステップからなるプロセスで構成されます。 Zoom のオンボーディング チームによる移行サポートを受けることもできますが、企業向けの通常のプロセス概要は次のとおりです。

  1. インベントリと評価 – 既存のハードウェア、既存のビジネス電話回線、従業員数、事業所などのインベントリを作成することから始めます。また、現在の帯域幅の可用性を評価し、VoIP への移行が接続速度と帯域幅の使用にどのように影響するかを推定する必要があります。 現在のネットワークの全体像を掴み、エンタープライズ向け VoIP に移行するときに企業が必要とするものを明確に把握しておくと、スムーズに移行できます。
  2. コラボレーションと見積もり – エンタープライズ レベルで VoIP ビジネス回線に移行する場合、社内部署間のコラボレーションが必要になるケースが多々あります。 移行をできるだけスムーズにするには、エンタープライズ VoIP に移行する前に、LAN または WAN の信頼性、帯域幅の可用性、ネットワークのパフォーマンス、その他の関連要素を十分に評価してください。
  3. 営業担当へのお問い合わせ – 企業の現在のテレフォニー ネットワークのインベントリと評価が完了したら、ビジネス回線を購入するために Zoom Phone 営業担当にお問い合わせください。 企業クライアントのお客様は、ビジネス電話システムへのパーソナライズされた移行計画の作成について、営業担当者に直接連絡することをお勧めします。
  4. ポート番号 – 次に、企業は既存の電話番号を新しい VoIP プロバイダーに移行するためのポートプロセスを開始する必要があります。 Zoom Phone プロフェッショナル サービスはこのプロセスを支援できますが、通常、企業は既存のプロバイダーに連絡してビジネス回線のポートを開始する必要があります。
  5. ハードウェアの調達 – 多くの場合、次のステップは、ビジネス電話システム用に IP 対応の電話ハードウェアを調達することになります。 目的のセットアップに応じて、これには、オフィス内の新しい固定電話機、カンファレンス電話、またはオフィス内コンピュータを介した VoIP 通話用のシンプルなヘッドセットが含まれる場合があります。 初期費用を削減するために、企業の皆様は Zoom Phone の Hardware as a Service (HaaS) の利用をぜひご検討ください。
  6. 設定とカスタマイズ – 社内の IT チームおよび Zoom Phone のサポートチームと協力して、企業は新しいビジネス用 VoIP システムの設定とカスタマイズに進むことができます。 この作業には、物理​​ハードウェアとネットワーク コンポーネントの設定および Zoom Phone の仮想機能のカスタマイズが含まれます。
  7. カットオーバーのスケジュールの作成 – 新しいシステムを適切に設定したら、ビジネス用 VoIP への完全な移行のカットオーバー日をスケジュールできます。 組織の規模とネットワークの要件によりますが、これはすぐに実施する場合と、多段階のプロセスを経て完了する場合があります。

当社の専任エンタープライズ営業チームが切り替えをお手伝いします。 オンプレミス PBX からクラウド型ビジネス電話サービスへの移行についてご不明点等ございましたら、今すぐお問い合わせください。

すべてのハードウェアをあらためて購入する必要がありますか?

必須ではありません。 Zoom のビジネス電話システムは、一部のオフィス卓上電話機と互換性があります。 また、Zoom は「ソフトフォン」もサポートしています。つまり、従業員は安価なヘッドセットを使用してオフィスのコンピュータから直接電話をかけることができます。 Zoom Phone の Hardware as a Service (HaaS) は、企業が Zoom から直接ビジネス電話用ハードウェアを注文できるようにする、もう 1 つの実行可能なオプションであり、初期費用はほとんどかかりません。