利用ガイドラインの施行

概要

Zoom では、ユーザーに幸せを届けるという目的で業務を行うとともに、信頼、安全、尊重のカルチャーを育むことをお約束します。 Zoom は 2020 年 10 月に、Zoom プラットフォーム全体に適用される最初の利用ガイドライン(旧称:「コミュニティ標準」)を公開しました。 本ガイドラインでは、Zoom が禁止するコンテンツと行動の類型について説明しています。 また、サービス規約とともに、Zoom の健全性を維持し、プラットフォーム上の危害や混乱のリスクを軽減できるようにしています。 Zoom によるトラスト&セーフティへのアプローチ方法と利用ガイドラインの適用方法について詳しくは、「Zoom セーフティ センター」をご覧ください。

本レポートでは、利用ガイドラインの施行アクションに関する最新データを示します。 本スタンダードの情報は、月単位で、ほぼ毎月更新されます。 本書のデータは、当社が特定の月に受信した報告ではなく、特定の月に処理した報告を対象とします。 行政機関の要請については別の報告を作成しています。その報告にはこちらからアクセスできます。

報告者が「問題の種類」を選択するため、実際の問題の種類は報告された種類と異なることがあります。

アクション済みの報告

定義

問題の種類

これらは Zoom の利用ガイドラインで定義されています。

このような悪用に対処するための当社の取り組みについては、信頼・安全チームのトラスト センターのページをご覧ください。

アクションが実行されました

却下: アクションは実行されませんでした。

複製: 同一の報告者からの、同一の問題に関する 2 つ以上の報告。

イベントの停止: Zoom が特定のイベントを終了させ、または、特定のイベントの開催を防ぎました。

OnZoom/Zoom Eventsイベントのホストの解任: Zoom は OnZoom または Zoom イベントの 1 つまたは複数のホストをブロックしました。

ストライク発行: ユーザーはストライクを受けました。 ストライクは 180 日後にリセットされ、蓄積しない限り、ユーザーはプラットフォームを使用することができます。 ストライクの理由に応じて、同じ 180 日の期間内にさらに 1 回または 2 回のストライクが発生すると、ユーザーはプラットフォームを使用することができなくなります。

ユーザーの除名: ユーザーは非アクティベートおよび / またはブロックされました。 ユーザーがその決定への異議申し立てに成功しない限り、Zoom の使用を禁止されます。

報告者の国

この情報は、報告の送信時点での報告者の IP アドレスに基づきます。 仮想プライベート ネットワーク(VPN)またはプロキシ サーバーを使用している場合を除き、IP アドレスは通常、報告者の地理的な位置と対応します。

当社のレビュー プロセス

ユーザーが当社の利用ガイドラインまたはサービス規約の違反について報告すると、当社の信頼・安全チームが調査を行い、正当だと判断されれば可能な限り迅速に対応します。

当社の階層化されたレビュー プロセスは、アナリストのチームが最初の手順でさまざまな種類の報告やフラグを確認するところから始まります。 報告はまず、問題の種類や報告者の種類ごとにキューに分割されます。 チームのメンバー間でさまざまなキューをローテーションすることで、全員が幅広い経験を得られるようにします。 報告を解決すると、報告の種類と解決に関する情報がダッシュボードに送られます。 ダッシュボードは、傾向を発見したり、悪用防止ツールをテストしたり、需要の急増を把握したりするための有意義なデータを提供するので、時間をかけてプロセスを洗練することができます。

アナリストは難しい案件やあいまいな案件を上の階層へエスカレーションします。 一番上のティアは申し立てパネルです。 申し立てパネルのパネリストは、1 年にわたってパネリストを務めます。在職期間に関係なく、さまざまなバック グラウンドや経験レベルを持った人が、Zoom の各部門から集まって構成されています。

Zoom の使用を停止されたユーザーは、こちらでそのアクションに対して異議を申し立てることができます。