利用規定
2019年5月30日より有効
本利用規定(「本規定」)は、Zoomサービスのあらゆる用途を規定し、マスターサービス契約、サービス規約、エンドユーザーライセンス契約、または、Zoomサービスのプロビジョニングと使用に関するその他の契約書(「サービス契約」)を補完するものです。本書で定義されていない頭文字が大文字の用語の意味は、サービス契約にて規定しています。本規定では、Zoomがお客様とエンドユーザー様に、本サービスのご利用時に順守をお願いしている基準を定義しています。
Zoomサービスは、音声機能、ビデオ機能、画面共有機能を通じてユーザー同士を結びつけることにより、コラボレーションと、仕事やビジネス上の効果的な関係性を促進できるように設計されています。したがって、Zoomサービスは、ビジネス上の用途と目的を想定したものとなっています。
お客様とエンドユーザー様は本サービスを以下の目的で使用することはできません。
- 本規定に違反しているコンテンツ(ライブビデオを含む)の投稿、ストリーム配信、転送
- 違法行為の実行や促進、違反の助長
- 子どもに対する恐喝行為、悪用行為または中傷行為の実行
- 悪事、非常識な行為、またはわいせつな行為(特に、商習慣という状況の中でそのように受け取られる可能性のある行為)への加担。これには、例えば裸体の露出、暴力、ポルノ画像、性的に露骨な内容、犯罪行為などが含まれます。
- 人身売買の助長や支援
- テロ行為やテロ組織を支援または助長する活動への従事
- 不正行為、詐欺行為、または誤解を与える行為への従事
- 中傷、嫌がらせ、脅迫、または虐待への従事
- 詐欺、違法、嫌がらせ、中傷、脅迫、非常識、わいせつ、または不適切なデータや資料の保管や転送
- 不正メッセージ、広告、スパムの送信(一方的な販売促進コンテンツや商業コンテンツ、その他の大規模勧誘素材が含まれる)
- ユーザーの身元情報の詐称、事業体や組織との提携関係の詐称、なりすまし
- 同意を得ることなく行われるユーザーデータの収集
- 他者の知的財産権や所有権(著作権を含む)の侵害
- 他者のプライバシーの侵害、他者の機密情報や個人情報の漏洩
- 本サービスに危害や悪影響を与える行為、本サービスへのアクセスや本サービスの用途/セキュリティに関する規制の回避を試みる行為への従事。これには、ウイルス、マルウェア、悪意や破壊性のあるその他のコードの転送、IPアドレスの位置のマスキングツールの使用、規制やアカウント閉鎖を原因とする使用制限の回避が含まれます。
本規定の違反に気づいた場合は、Zoom(violation@zoom.us)にご連絡ください。Zoomは、正当な場合、すべてのレポートを調査し、適切な措置を即座にとります(これはZoomの自らの裁量により行われます)。お客様またはエンドユーザー様が本利用規定の条項に違反した場合、Zoomは直ちに、お客様のアカウントの削除、アクセスの一時停止もしくは終了、またはその他の適切な措置(正当な理由がある場合の法的措置を含む)を行う可能性があります。
合理的使用
Zoomは、ビジネス上のコラボレーションを目的とするビデオ会議サービスを提供しています。Zoomはお客様に対して、ビジネス上の目的を前提として本サービスを合理的な方法でご利用いただくことを期待しています。このような理由から、Zoomは、エンドユーザー様の使用が合理的な標準を超えた場合にアクセスを制限、一時停止、または終了する場合があり、かつ、以下に基づいて使用状況を監視する場合があります。
- ミーティングの長さ
- 中断無しのミーティング録画
- 過度の長さのミーティング録画
- 営業時間外の電話
- 合理的使用の実施を回避する試みを示すその他の通話パターン
Zoomは、業界標準と本サービスの使用状況のパターンに基づいて、不正使用、過度な使用または許容を超える使用が発生していると判断する可能性があり、サービスの停止や終了を含めた適切な措置を講じる可能性があります。Zoomはまずお客様に連絡し、本サービスの合理的使用に沿う使用方法および適切な計画について、独自の裁量で協議することができます。
加えて、録画無制限プランは、いかなる状況下にあってもセキュリティシステムに対して使用することはできません。
通話無制限プラン
Zoomでは「無制限」のオーディオ通話プラン(ビデオ会議サービスとともに運用)をご用意しており、Zoom Voiceでは無制限と料金別のVoice通話プラン(「通話プラン」)をご用意しております。これらのプランは本応分使用方針の適用対象です。通話プランは、通常の合理的な業務用途を目的としており、過剰な使用を禁じています。お客様が(a)中断のない連続使用または一貫して過剰な使用を伴うビジネス活動に従事した場合、(b)Zoomに対して、使用量や使用タイプに実質的に影響を与える誤った伝え方をした場合、(c)不正または違法な使用(テレマーケティングに関する法規制に違反する行為を含む)に従事した場合、または(d)Zoomのネットワークや施設に危害を与える方法、または他のお客様による本サービスの使用を阻害する方法でZoomを使用した場合、通話プランの使用は不合理とみなされることがあります。同じプランにおいて典型的な法人顧客による使用のタイプとレベルとは合致しない使用方法は、異常な使用や不合理な使用(通話の異常な長さ、頻度、所要時間、または本応分使用方針の適用を逃れようとする試みを示す通話パターンが含まれるがこれらに限定されない)を示す指標として使用されることがあります。Zoomは、本応分使用方針に適合しているかどうかを判断するためにお客様の使用状況を見直す権利を保有しています。Zoomがユーザーが不合理な使用をしている可能性を特定した場合、Zoomは適切な救済策を講じて、不合理な使用を是正するアクションを取ります。これには、ユーザーと使用状況について話し合うこと、適切な通話プランに以降すること、特定のホストを使用停止にすること、および/またはユーザーの電話サービスの変更、一時停止、終了が含まれますが、これに限定されず、これらはZoomの独自の裁量で行われます。